貿易家が必ず通る物販ビジネスのリスク。回避するための3つのポイント

物販ビジネスのリスクとは?

クラウドファンディングを使った無在庫輸入ビジネスは、極めて低いリスクでスタートできます。

しかし、どんなビジネスにも必ずリスクは存在します。

今回は警察官から貿易家に本格転身した谷本が、貿易家が必ず直面するであろう貿易ビジネスの3つのリスクをご説明します。

谷本さん
自身の経験談を赤裸々に話しています。私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
目次

リスク1:利益計算

輸入ビジネスは、『国際送料』『国内送料』『関税』に加えて、クラウドファンディング終了後に発生しうるコストを事前に計算する利益計算が重要です。

この緻密な計算を怠ってしまうと、いざ商品を輸入した時に「思ったより利益が出ない・・・」「送料や関税の計算方法が間違っていた・・・」となり、のちのち苦労するのは自分です。

谷本さん
私は昔から本当に数字が苦手で、この手の細かい利益計算は、エクセルとにらめっこするだけで何時間も過ぎる時もあります。

見積り金額は高めに設定する

最近は特にドル、ユーロの変動が激しいです。

ドルやユーロでメーカーさんと取引を行う場合は、あらかじめ5~8円くらい高く見積りをした方が安心です。

また国際・国内送料に関しても、事前にフォワーダーや配送会社に見積もりを依頼して、提示された金額よりも少し高めの金額で利益計算をしましょう。

返品・交換費用も忘れずに

忘れがちなのがMakuake終了後の返品・交換対応にかかる費用の計算。

メーカーが提示する不良品率よりも高い割合で不良品が発生する場合があります。

谷本さん
実際に私が初めて扱った商品は不良品が予想よりも多かったです。

商品に不具合があった場合、販売元である私たち貿易家が返品交換にかかる送料を負担するケースが多くあります。不良品対応のリスクを考慮した上で、利益計算を行いましょう。(返品がなかったらお得な気持ちになりますよ。)

谷本さん
私は数字管理が死ぬほど嫌いだし、苦手です。ただ、ひとり貿易塾が提供してくれた利益計算表がとにかく優秀で救われました。数字管理は本当に大切です。

リスク2:サポーターへの対応

商品を購入してくれたサポーターへの対応は、クラウドファンディングを行う上で特に大切なことです。

なぜなら実行者である私たちの対応次第で商品のブランド価値が決まるといっても過言ではないからです。

谷本さん
クラウドファンディングのサポーターは、販売者である私たちに「先行投資」をしてくれた方。真摯な対応を心がけましょう。

プロジェクトの反響が大きいほど、サポーターからの質問や苦情も多くなります。特に配送遅延が予想される場合は、早めに活動レポートを更新しましょう。中には活動レポートを全く見ていない人もいるので、問い合わせの際には丁寧に対応する必要があります。

特に問い合わせが多いのは、商品を発送した最初の1週間。商品の故障や箱潰れの報告が届いた場合は、可能な限り「再発防止のための検討資料にします」と言って、故障や破損が確認できる写真を送ってもらいましょう。

また、リターンの受け取り拒否や長期不在、住所間違いなどで商品がサポーターの元に届かない場合もあります。リターン配送前に必ず活動レポート等で配送先を確認しましょう。

お怒りの声も真摯に対応することで『得』を生む

実際に私の体験をご紹介します。

あるプロジェクトで、外箱の損傷がひどかった上に、誤った色の商品を送ってしまった案件がありました。

もちろんお客様からはお怒りのご連絡が・・・。

すぐに新しい商品と一緒に直筆の手紙を添えて発送すると、「迅速な対応に、直筆のお手紙までいただき感動しました。これからも応援しています。」とお客様から喜びのメールをいただいたんです。

さらに、その方がInstagramで商品を紹介をしてくれて、Instagram経由で購入希望のDMが数件届きました。

購入者へのアフターサポートは大変なこともありますが、真摯に対応することで思わぬ『得』を生むこともあります。

谷本さん
サポーターへの対応はあなどるべからず。
 

リスク3:キャッシュフロー

商品が売れて反響が大きくなるほどに、企業や小売店から多くのオファーが舞い込んできます。

その時に問題になるのがキャッシュフロー。

谷本さん
キャッシュフローは私自身が現在進行形で苦しんでいることです。今の私は、商品は売れて注文もたくさん入ってるのに、手元に全然現金がないみたいな状態です。

クラウドファンディングを使った無在庫輸入ビジネスは、資金面で限りなくリスクが低く、物販初心者でも安心して始めることができます。

しかし、それはクラウドファンディング終了時まで!その後の一般販売では、在庫を抱えての販売、あるいは卸となるので、それなりにリスクは伴います。

クラウドファンディング終了後は仕入金が必要

私が扱わせていただいた除湿石は、貿易家人生初の1,000万円を超えるプロジェクトとなりました。

PIONEER
天然素材でできた繰り返し使える除湿石『PIONEER(パイオニア)

その後の東京ギフトショーでも多くのバイヤー様からお話をいただき、ギフトショーに備えて仕入れていた500個の在庫が一瞬にしてなくなりました。

急いでメーカーに再発注をかけたのですが、商品のMOQ(最低発注数)は1000個。

1回の発注で数百万円のお金が手元から無くなってしまいました・・・。Makuakeでの利益をほぼ仕入れに充てるしかありませんでした。

もちろん小売店や卸会社から予約注文が相次いでいたので、資金が回収できる目処は立っているのですが、多くの会社が月末締めの翌月末払い。仕入れ金を回収できるのは当分先です。

さらに手元に資金がない頃に、Makuakeリターン品の国際送料、関税、国内送料の請求書が届きパニック状態に。

なんとか自己資金を充ててやりくりしたものの、毎日冷や汗の連続です。商品が売れるほどに大量発注をしなければならないので、キャッシュフローを考えてビジネスを進めることは重要です。

谷本さん
私は慌てて銀行に融資を申請しましたが、仮に審査が通っても入金はまだまだ先。引き続きキャッシュフローには手を焼きそうです。

貿易ビジネスのリスクは『知る』ことで防ぐ

ネット上では稼げる物販ビジネスの話ばかりがクローズアップされがちですが、実際に輸入ビジネスを体験してリスクと向き合った『生の声』はとても大切です。

ひとり貿易塾では仲間たちの失敗談を聞くこともできるし、困った時には的確なアドバイスをくれる講師の方もいます。個人で輸入ビジネスを行う上で、情報を共有できる頼れる仲間がいることは本当に大切です。

何事もリスクはつきものですが、リスクを恐れて何もしないのもまたリスクです。起こりうるリスクをしっかりと認識し、準備をすれば恐れることは何もありません。

セカワクでは、輸入ビジネスの経験者であるひとり貿易家たちが実体験をありのままにお話してくれてるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ひとり貿易家たちの体験エピソードはこちら

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この記事を書いた人

兵庫県在住の35歳。
現在は兵庫県で妻と1歳の息子と2歳のポメラニアンと暮らしています。
平成21年から新卒で大阪府警の警察官として12年間勤務した後、夢を追うため独立。現在は貿易家として活動する傍ら、経営者、ライフコーチとして活動したり、現在はファミリー向けアパレルブランドの立ち上げを行っております。
夢は「好きな人と、好きな時に、好きな場所で、好きな仕事をする」こと。

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