販路拡大のためのグループ商談。バイヤー直伝「こんな商品は選ばれる」
ひとり貿易塾では、日本最大級の家電量販店『ヨドバシカメラ』に自分の商品を紹介できる『グループ商談』の機会が設けられています。
この記事では、ひとり貿易塾の特権であるグループ商談の魅力と、ヨドバシカメラのバイヤーさん直伝の商談や商品リサーチに活かせる3つのポイントをお伝えします。
ひとり貿易塾が提供する『グループ商談』とは
商品の販路を広げるために必要不可欠なチャンスの場『商談』。
商談時にバイヤーさんに商品を気に入ってもらえると、店頭販売できたり、商品に営業をかけてもらえたりします。
しかし何かしらの繋がりがないと、大企業のバイヤーさんに個人で商談のアポを取るのは難しい・・・。
ですが「ひとり貿易塾」の塾生であれば、大竹さんの計らいでヨドバシカメラさんと商談を行うことができるんです!
商談の時間は1商品につき15分~30分程。商談中は大竹さんが一緒に話を進めてくれるので、バイヤーさんからの受け答えに困った時も安心です。
お住まいが遠方の方や本業があって当日の参加が難しい方は、申込さえすれば代わりに商談してもらうことも可能です。
しかも参加費用は無料!とても太っ腹なイベントですよね。
さらにグループ商談のすごいところは、店頭導入が叶わなかったとしても、紹介した商品はすべてヨドバシカメラが運営している「ヨドバシ.com」に卸すことができるんです。
「ヨドバシ.com」はアマゾンにつぐ、国内2位の売り上げ高を誇るECマーケット。そんな大きなマーケットで商品を販売することができるのです。オンライン販売で人気が出れば店頭導入にも有利に進むことができます。
バイヤーさんに聞いた!商談や商品リサーチで重要な3つのポイント
今回参加したグループ商談の中で、ヨドバシカメラのバイヤーさんが商談時にチェックしていることを伺ったのでシェアします。
商品の『ターゲット』や『用途』は特化する
商品はターゲットや用途を特化した方が販売しやすいんです。
例えば、Makuakeでもかなり人気が出たボトル『メタルシェイク』。
この商品のウリはいろいろあります。
- 炭酸も入れられる
- 2段ロック構造
- プロテインがダマにならずにシェイクできる
しかし、全てのメリットが店頭のお客様に届くわけではありません。
全てのメリットを伝えるのではなく、一番の訴求ポイントを決めた方がお客様の心に響くのです。
『メタルシェイク』の場合だと、一番の訴求ポイントを『プロテイン専用のボトル』にすることで、ターゲットと用途を特化することができます。
ニッチな商品は価格が高くてもOK
ニッチな商品は単価が高くても売れる傾向にあります。
例えば睡眠系のグッズ。睡眠にこだわる人はマットレスに何十万もかけることもありますよね。
実際に単価2万円の『ヒツジのいらない枕』は、ヨドバシ.comでも売れ行きがいいんです。
睡眠グッズのマーケットは比較的大きいと思っていましたが、ヨドバシのバイヤーさん曰くまだまだニッチな分野のようです。
商品リサーチの時には、あえてニッチな商品を探してみるのも良いですね。
『SDGs』(エス・ディー・ジーズ)商品というだけでは選ばない
現在世界的なトレンドとなっている『SDGs』。
SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。
MakuakeでもSDGs関連の商品は多数販売され、世界的に人気のあるジャンルになりつつあります。
しかしヨドバシカメラのバイヤーさんによると、日本ではまだSDGs関連の商品は売れにくい傾向にあるとのこと。
なぜなら日本人は欧米人と違って、「環境に良い商品だから」という理由だけでは価格の高いSDGs商品を買わないのです。
メディアでもSDGsが取り上げられるようになってきたので、SDGs商品はこれからという感触を持っているバイヤーさんが多いようです。
クラウドファンディング終了後は一般販売へ挑戦
自分が見つけた商品が全国の家電量販店に並ぶ・・・貿易家にとって夢のようなことですよね。
商品リサーチや商談の時には、今回ご紹介したバイヤーさん直伝の3つのポイントを思い出してくださいね。
ちなみにクラウドファンディングでうまく結果が出なかった商品でも、その後の一般販売で成功!なんてことも多くあります。
ひとり貿易塾ではクラウドファンディング終了後の一般販売に繋げるためのノウハウも学ぶことができます。
個人で輸入ビジネスを行う最高の環境が整っているひとり貿易塾。入塾した際にはその環境を十分に活かして行動し、成功を掴みましょう。