再輸出って何ですか?

貿易事務の中で交わされる貿易用語で「再輸出」という単語を聞いたことはありますか?

そもそも、なぜ輸入した商品を再度輸出する必要があるのか、疑問に感じたことがある方もいるのではないでしょうか。

大竹

今回は、この「再輸出」について詳しくご説明していきます。

目次

そもそも「再輸出」とは?

再輸出と聞くと、輸入した商品をそのままもう一度輸出することだと考える方も多いかと思います。
そうだとすると、そもそもなぜ一度輸入した商品を輸出するのだろう? と感じるかもしれません。

実際に、輸入した商品を原形のまま再輸出することもあります。
たとえば、アメリカのメーカーのとある商品を、日本の商社がアジア圏での代理店を担っていたとします。
そうした商品を一旦日本に輸入して、再輸出するというケースはあります。

日本の関税法では、輸入した商品を原形のまま再輸出する場合、戻し税といって輸入の際に支払った関税や消費税が返ってくる制度もあるのです。

「加工貿易」にあたる場合について

それ以外のケースとして、「加工貿易」に該当するものもあります。
加工貿易というのは、外国から原材料や部品を輸入して、国内で組み立てて輸出する、という貿易のことです。

最終的な売り先は外国だったとしても、日本で商品の最終加工する必要があるものは、輸入して再輸出することになります。
加工貿易で輸入時に再輸出することが決まっているものも、関税や消費税の減免を受けられる仕組みになっています。
ただ、この場合は輸入時に「再輸出貨物減免明細書」という免税手続きを行う必要があります。

ここで注意して頂きたいのは、加工される商品の全てが再輸出で減免を受けられるわけではないということです。
関税定率法では対象となる商品が定められていますので、詳しく知りたい場合はご自身で調べる他、フォワーダーや税関にきちんと確認しましょう。


「再輸出」や「加工貿易」という制度について、理解は深められたでしょうか?

輸出入にも色々なパターンがあり、商品がいくつかの国を跨ぐ場合があります。

大竹

それに対応した税制度などの仕組みも様々なものがありますので、より詳しく知りたいという方は、ご自身で調べたり、専門家に相談したりしておきましょう。

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この記事を書いた人

大竹 秀明 大竹 秀明 一般社団法人まじめに輸入ビジネスを研究する会 代表理事

1974年生まれ 神奈川県横浜市出身
元ビジュアル系メジャーギタリスト (EMIミュージックジャパン)から34歳の時に貿易家に転身。
資金や語学力がない初心者でもクラウドファンディングを活用した貿易物販ビジネスが構築できる『ひとり貿易』を生み出す。
これまでのプロデュース実績は累計700件・15億円以上。
ひとり貿易コンサルタントとして10年間で1万人以上に講演指導を行い、日本郵便やYahoo!、東京インターナショナルギフトショーなどでも講演。
Makuakeエバンジェリスト・CAMPFIREキュレーションパートナー・GREENFUNDINGパートナーと、史上唯一の3大クラウドファンディング公式パートナーを務める。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。

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