通関にかかる費用に違いはあるのか

皆さんは貿易取引に携わる中で、貿易事務のスキルも少しずつアップしていることを実感することがあるかもしれません。

しかしその一方で、「貿易について実際にはまだまだ知らないことがあるなぁ」と感じる瞬間もあるのではないでしょうか?

そこで今回は、依頼する会社によって通関費用の価格に違いはあるのか? という部分について掘り下げてお話したいと思います。

大竹

貿易実務において重要になる通関費用について、更に理解を深めていきましょう。

目次

通関費用は依頼先によって違いがあるのか

例えば3社から5社ほどのフォワーダーさんを中心に通関を依頼している場合、請求書で通関費用を比較してみると、意外と価格は変わらないと感じるかもしれません。
これは価格が法的に決められているというのではなく、正確に言うならば、通関業者が輸出入者の代理で通関手続きをした時の料金の最高額が設定されているためです。
ほとんどの通関業者はその最高額を依頼主である輸出入者に求めていることが多いため、ほとんど同じ金額になるのが実情となっています。

具体的には、輸入にかかる通関費用が11,800円という数字をよく見るのではないでしょうか?
これも輸入申告(申告納税)1件の最高額の料金として設定されているものです。
その他にも、保税蔵置場や保税工場への蔵入許可申請の費用など、通関に関わる費用に対して、通関業者が輸出入者へ提示できる料金の最高額は細かく定められています。
詳しくは税関のホームページでも確認することができます。

そもそも通関費用を払う理由とは

ちなみに、これらの通関にまつわる費用は、輸出入者自身が手続きを行えば払う必要のない費用です。

しかし、その際には自分たちで税関申告書に記入したり、貨物を保税地区から運び出す書類を作成したり、時には実際に税関に出向いたりと多くの手間がかかります。
そのため、基本的に商社や貿易会社は、フォワーダーへ依頼して、代わりに行ってもらっています。
この代行業務を行ってもらう費用として、通関費用を支払う必要性が出てくるのです。


今回は通関費用の価格帯について掘り下げてご紹介しました。

費用の金額設定に関して、より理解が深まったのではないでしょうか。

大竹

更に詳しく確認したい方は、是非税関の公表している情報などもチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

大竹 秀明 大竹 秀明 一般社団法人まじめに輸入ビジネスを研究する会 代表理事

1974年生まれ 神奈川県横浜市出身
元ビジュアル系メジャーギタリスト (EMIミュージックジャパン)から34歳の時に貿易家に転身。
資金や語学力がない初心者でもクラウドファンディングを活用した貿易物販ビジネスが構築できる『ひとり貿易』を生み出す。
これまでのプロデュース実績は累計700件・15億円以上。
ひとり貿易コンサルタントとして10年間で1万人以上に講演指導を行い、日本郵便やYahoo!、東京インターナショナルギフトショーなどでも講演。
Makuakeエバンジェリスト・CAMPFIREキュレーションパートナー・GREENFUNDINGパートナーと、史上唯一の3大クラウドファンディング公式パートナーを務める。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。

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