物販ビジネスで失敗しないためには?成功する5つのポイント
物販ビジネスで安定した売り上げと利益を生み出すためには、魅力ある商品を発掘する力とそれを販売する知識と努力が必要です。
見込みを誤ると
「売れると思った商品がぜんぜん売れない・・・」
「大量の返品に見舞われた・・・」
「発注するにも資金が無い・・・」
失敗に繋がってしまうのです。
この記事では致命的な失敗を負わずに物販ビジネスを成長させるための5つのポイントを説明します。
物販ビジネスで失敗しない5つのポイント
1,商品独自の強みをしっかり訴求
「売れるもの」のトレンドは刻一刻と変わります。今売れているものが来年も売れるとは限りませんし、類似製品が売れているからといって、自分の製品も売れるとは限らないのです。
物販は奥が深いですね。
ところで「USP」という言葉をご存じでしょうか?
USP(Unique Selling Proposition)とは、商品やサービスが持つ独自の強みのこと。機能・質感・利便性など様々です。圧倒的低価格なら、それもUSPになります。
売れているカテゴリーはライバルが多いので、勝ち残るためにはUSPをしっかりと訴求する必要があります。単に売れているからという理由で仕入れても、競合に埋もれてしまいさっぱり売れないということは避けたいですね。
2,正確な販売予測と適正な在庫の維持
商品を販売するためには、まずは商品を仕入れなければいけません。無在庫販売(並行輸入や輸入代行など)という手法もありますが、Amazonや楽天などの大手のプラットフォームでは禁止されています。
一度にたくさんの商品を仕入れることで単価を下げることが出来ますが、値段勝負だとさらに安い商品が現れたとたんに「全く売れない!」ということもしばしば。そうなると在庫の山をさばくために原価を割って販売・・・。なんて経験がある物販業者も多くいます。
在庫は経費計上できません。販売と同時に原価計上できるのです。
在庫を抱えることはお金を眠らせることと一緒。
出来るだけ正確な販売予測をして、適正な在庫の維持に努める必要があります。
3,安易な値引きや無理な広告はNG
Amazonや楽天などの大手のプラットフォームでは、大規模セールが定期的に実施されています。大幅な値引きを行えば当然数は売れるし、クリック広告を利用すればページの閲覧は増加します。
しかし、値引きや無理な広告費の投入は利益を削ることにもなります。
「たくさん売れるけれど、ちっとも儲からない」
このような状況に陥ってしまうのです。安易な値引きや無理な広告は、事業の継続に大きな影響を与えます。
4,品質の良い商品を見極める
順調に商品が売れたとしても、初期不良が多いと購入者からのレビューが低くなり売上の低下に直結します。また、低レビューはアカウント停止や支払い停止に繋がるなど、重い処分を受けることも珍しくありません。
海外製品を輸入する場合、輸送中に外箱がつぶれてしまい製品パッケージにダメージを受けることがよくあります。そうなるとせっかく商品を安く仕入れても余計なコストや手間が発生し、利益を大きく圧迫します。
品質が一定となることで良いレビューやリピートも増え、結果として安定した売上げに貢献してくれます。商品の品質を見極める力は重要です。
5,徹底した資金管理
物販ビジネスの一番のネックは商品の仕入れ金が必要なことではないでしょうか。
お金の流れをうまく管理しないと、資金ショートに繋がりかねません。会社は赤字で倒産するのではなく、資金が足りなくなることで倒産するのです。特にお金の動きが激しく先出しが多い物販ビジネスは、資金の管理が重要です。
資金管理に失敗すると「黒字倒産」もあり得ます。損益計算書(PL)上は黒字でも、資金が底をつけば簡単に倒産してしまうのです。資金繰り表で資金管理を行うことはとても大切なのです。
「在庫」と「仕入れ金」の課題を解決できる「クラウドファンディング」
物販ビジネスで失敗しないための5つのポイントをお話ししましたが、実は、物販ビジネスのネックである「在庫」と「仕入れ金」の課題を回避できる方法があるんです。
それは・・・クラウドファンディングを利用すること。
クラウドファンディングとは「クラウド=たくさんの人々」から「ファンド=資金を集める」という意味。
STEP1
商品を仕入れる前にクラウドファンディングサイトで販売し、支援者を募って出資してもらう
↓
STEP2
支援金を使い、購入が確定した数の商品を仕入れる
↓
STEP3
仕入れた商品を支援者に発送する
つまり、クラウドファンディングを活用することで、在庫ゼロ・仕入れ金ゼロで商品を販売することが可能になるのです。
物販ビジネスはうまく軌道に乗せることで、これまでと違うステージに生活を変えてくれる魅力がたくさん詰まっています。しかし、一歩間違えれば致命傷を負いかねません。
クラウドファンディングの仕組みやノウハウをうまく活用し、素晴らしい物販の世界を体感していただきたいです。