英語で「超・未満」「以上・以下」を表現するルール

今回のテーマは「超・未満」や「以上・以下」などの数字や量を表す表現についてです。

日本語では「以上」という1つの表現でも、英語ではいくつかのパターンがあります。

大竹

ビジネス英語として押さえておいた方がよいポイントですので、1つずつ紹介していきましょう。

目次

基準になる数を含むのか? それとも含まないのか?

まずは日本語の表現方法について確認をしておきましょう。

基準になる数を含むのが「以上・以下」、そして含まないのが「超・未満」です。
この区別は日本語での基本ですよね。

では英語の場合、例えば「more than 10」と言えば、基準になる10を含むのでしょうか? それとも含まないのでしょうか?

「超」の表し方

「more than 10 / above 10 / over 10」

これらが「10を超える」という表現なので、基準になる10は含まれません。

例えば「I have kept him waiting more than one hour.」と言えば、
「1時間を超えて彼を待たせています。」という表現になります。

「未満」の表し方

「less than 10 / below 10 / under 10」

これらは「10を下回る」という解釈なので、10は含みません。

例えば「You can’t stay at the hotel at less than 1,000$ a night.」ですと、
「そのホテルは一泊1,000ドル未満では泊まることができません。」という意味になります。

「以上」の表し方

「10 or more / 10 or above / 10 or over」

これらが比較的よく使われる10 「以上」の表現方法です。

直訳すると「10あるいはそれを超える」となるので、「10も含まれる」という意味になります。

例えば「discount for ages 50 years or over」というと、「50歳以上の人に適用する割引」となります。

「以下」の表し方

「10 or less / 10 or below / 10 or under」

これらが「以下」の表現ではよく使われます。

なぜ含まれるかの考え方は、先ほど紹介した「以上」と同じです。

例えば「Children of five years or under are free.」なら「5歳以下の子供は無料」という意味です。


今回はビジネス英語において「超・未満」「以上・以下」を表現するルールを紹介しました。

基準になる数を含むのか含まないのか、英語の表現方法に慣れるまでは少し複雑ですよね。

ビジネスの場面では明確にしておかないとトラブルの元にもなるので要注意です!

大竹

重要な表現方法の区分として、しっかり覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

大竹 秀明 大竹 秀明 一般社団法人まじめに輸入ビジネスを研究する会 代表理事

1974年生まれ 神奈川県横浜市出身
元ビジュアル系メジャーギタリスト (EMIミュージックジャパン)から34歳の時に貿易家に転身。
資金や語学力がない初心者でもクラウドファンディングを活用した貿易物販ビジネスが構築できる『ひとり貿易』を生み出す。
これまでのプロデュース実績は累計700件・15億円以上。
ひとり貿易コンサルタントとして10年間で1万人以上に講演指導を行い、日本郵便やYahoo!、東京インターナショナルギフトショーなどでも講演。
Makuakeエバンジェリスト・CAMPFIREキュレーションパートナー・GREENFUNDINGパートナーと、史上唯一の3大クラウドファンディング公式パートナーを務める。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。

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