貿易ビジネスで世界が変わる!展示会を巡るためオランダへ。

​もっとニッチな展示会にも参加したいとの理由で、2022年8月よりオランダに移住し、貿易ビジネスに挑戦し続けるモトキさん。

今回は大竹先生との対談形式で、ひとり貿易を始めたキッカケやMakuakeで3,000万円を売り上げたエピソードなどを伺いました。

プロフィール

モトキさん(42)

2016年にeBay輸出をスタートし、2018年に海外実践プロジェクトに参加。台湾メーカーの家電製品がMakuakeで3,000万円の支援金を集める大ヒット。その後の一般販売でも継続的に売り上げを伸ばしている。2022年8月よりオランダに移住し、現在は、輸出・輸入の貿易や情報発信のビジネスを行っている。

目次

出会いはベルリンの展示会

大竹

今日のゲストはモトキさんです。

「セカワク」では生徒さんの取材をしているのですが、僕が対談するのは初めてです。その位、モトキさんとは仲良くさせていただいています。

現在は、「ひとり貿易塾」という、オンラインで完結できる輸入ビジネスを教えているのですが、コロナが流行る前は、世界中の展示会に行って、一緒に商品を探して、海外メーカーと交渉して、日本で販売する「海外実践プロジェクト」を行っていました。

2018年にベルリンで開催された展示会「IFA」にモトキさんも参加してくれたんだよね。その後も海外の展示会で偶然会ったり、ユビケンが主宰する食事会に来てくれたり、もう4年位の付き合いですね。

モトキさん

大竹さんとは海外で偶然会うことの方が多いですよね。「こんにちは」みたいな。

大竹

最初はeBay輸出をされていたんだっけ?

モトキさん

はい、2016年にeBay輸出を始めました。2年程経って次のビジネスを探している時に、大竹さんが登壇したセミナーに参加したんです。

そこで「旅行もしつつ、海外の展示会に行って、メーカーと商談をして、独占販売権をもらって、日本で販売する」みたいな話をされていて。めちゃめちゃ面白そうだと思ったんですよ。

その後少し時間はあきましたが、eBay輸出が形になってきてから、大竹さんの海外実践プロジェクトに申し込みました。

家電系の商品は狙い目?!

大竹

今年は久しぶりにベルリンの展示会もやるんですよね。この展示会はかなり広いです。なんて説明したら良いんだろう。

モトキさん

東京ギフトショーのホールが10個位ある感じですかね。

大竹

そんなイメージだね。アメリカのクラウドファンディングKickstarterやIndiegogoに商品を出しているようなスタートアップ企業から、SONYとかPanasonic位の大企業までが集まる大きな展示会で、アメリカの展示会「CES」のヨーロッパ版みたいなイメージです。イノベーティブな商品が多いので、クラウドファンディングにハマりそうなものが多いんですよね。

2018年にモトキさんと一緒に参加した時は、展示会でBluetoothのスピーカーを見つけて、一緒に商談に行きました。僕はこれまで1000件以上の商談をしてきたけれど、その中でも割とトップに入る位、そのメーカーさんに嫌な感じを覚えたんだよね。しかも、条件も良くなくて。だから展示会では話は進めずに、日本に帰ってからやりとりをして、契約に至ったんだよね。

モトキさん

そうです。展示会で即決せずに、一度引いて良かったです。そのおかげで「条件を変えるから」とメーカーからアプローチしてくれて、取り扱うことになりました。

大竹

モトキさんはBluetoothスピーカーの後に、別の家電系の商品が大ヒットして、Makuakeで1,000万円を売り上げて、その後も一般販売をされていますよね。

商品を探す時の基準や心がけていることはありますか?

モトキさん

特にこだわりはないのですが、やっぱりイノベーションがわかりやすい商品が良いですね。例えば、雑貨系だと、新しさが分かりづらい部分がありますよね。役に立つもの、かつ日本にあまりないものを探すように意識しています。

あとは、Bluetoothや家電系の商品は、日本で取り扱うにはPSEなどの法規制をクリアする必要があります。ちょっとハードルが上がるので、参入を避ける人も多く、ライバルが少ないので、狙いやすいとも思っています。

さらに家電系の商品は単価も上げやすいですよね。単価の安い商品には、なかなか広告費をかけられなかったりするので。

大竹

そうなんだよね。Makuakeでも1番売りやすい価格帯は、15,000円位だと言われています。その位の価格でないと、広告をちゃんと回すのが難しいです。

商品を実際に使ってみることの大切さ

大竹

その家電商品とは、どこで出会ったの?

モトキさん

2019年のベルリンの展示会で見つけました。ただ、その時は他の商品が気になっていたので、メーカーさんと名刺交換はしたものの、深い話をしないまま帰国したんです。そうしたら、帰国後にメーカーさんから連絡が来て。商品について調べてみたら、ライバルも少ないし、ポテンシャルがあることに気がつきました。

大竹

独占販売権を締結するまでの流れは、スムーズだったの?

モトキさん

当時はzoomもなかったので、3ヶ月位ずっとメールでやりとりをして、ようやく決まった感じです。

サンプルを取り寄せて、実際にスタッフの家庭で使ってもらって、評判を確かめる時間もありました

大竹

今は商談から販売までネットで完結できるが故に、実際の商品を確認することなく、話を進めることも可能ではあります。だけど、サンプルを取り寄せて、まずは自分で使ってみて、本当に良いと思える商品を届けて欲しいと僕もずっと思っています。

そこを抜かしてしまうと、なんだか貿易家としての魂がなくなってしまう感じがするんですよね。

家電系の商品だと、壊れやすかったり大変なことはありましたか?

モトキさん

品質が悪い商品ではないので、故障や破損によるトラブルはあまりなかったです。

ただ、商品がテレビで紹介されて、結構バズったんですよ。それで注文数がすごいことになり、在庫を切らして、お客様をお待たせしてしまう・・・そのような悩みはありました。

大竹

最初のBluetoothスピーカーはMakuakeでの支援額は100万円位、その次の家電製品は1,000万円超え。売り上げが10倍になってどんな心境でしたか?

クラウドファンディングは一気にバーンって売れるので、逆に不安を感じる方も多いんです。

モトキさん

eBay輸出や他のビジネス経験もあったので、売上げが増えたことで不安を感じることはなかったです。

「良い物を届けなければ」と責任感は感じましたが、ようやく世の中の役に立つものを届けられたことが嬉しかったですね。

東京ギフトショーのコンテストで入賞!

大竹

モトキさんは、Makuakeを終えた後に東京ギフトショーにも何度か出展していますよね。僕が東京ギフトショーのユビケンのブースに行った時に、「見たことある人が近くに出展しているな」と思ったら、モトキさんだったんですよね。

モトキさん

そうそう、目の前のブースでしたよね。

大竹

モトキさんのブースはすごくオシャレに整っていて、商品の特徴を見事に伝えるような世界観があって、さすがだと思いました。

展示会ブースのデザインは商品の魅力と比例します。安っぽいブースだと、商品まで安っぽく見えてしまったり。だからユビケンが主宰するクラウドファンディング・ラウンジもデザインにはかなりこだわっています。

たしか、東京ギフトショーをキッカケに、テレビ取材に繋がったんですよね。

モトキさん

そうですね。テレビ取材を受けたり、輸入品コンテストで入賞もしました。

大竹

入賞が決まった時に、ちょっと目を潤ませながら「大竹さんのおかげです。感無量です」って報告に来てくれたよね。

モトキさんを見た時に、僕もちょっとウルウルしたな。一緒に海外展示会を周った記憶もあり、試行錯誤しながら進むモトキさんの姿を横で見ていたから。モトキさんの努力が形になったこと、本当に嬉しかった。こういうのが今の仕事をやっていて、1番楽しいところです。

モトキさん

独占販売権を締結して、クラウドファンディングで販売して、東京ギフトショーに出展して、日本の量販店と取引をする。大竹さんが教えてくれた流れをずっと夢見て、思い描いて来ました。

1年目はそこまで辿り着けなかったけれど、2年目でようやくそれを叶えることができて。

東京ギフトショーのコンテストで入賞した時は、初めてベルリンの展示会に行った時からのことを思い起こして、胸がいっぱいになりました。

事前集客で売り上げを予測

大竹

その家電商品の第2弾も販売されて、Makuakeの支援額は3,000万円でしたっけ?

モトキさん

そうですね、第2弾の商品は3,000万円ちょっといきました。

大竹

すごいですね。何かプロモーションを仕掛けたんですか?

モトキさん

第1弾の時に応援してくださったお客様への告知に加えて、さらに100万近い予算をかけて事前集客を行い、約2000件のリストを集めました。その効果もあり、プロジェクト開始初日には1,000万円の売上げを達成できました。

事前集客の件数でおおよその売上げが予測できるので、プロジェクト開始前から、手応えはありました

大竹

海外メーカーさんと良好な関係を続けていくために意識してることはありますか。

モトキさん

自分のことだけではなく、相手の立場を考えることは意識しています。

大竹

大事なことだね!

展示会には夢がある

大竹

モトキさん、まもなくオランダに移住するらしいですね。

モトキさん

そうなんです。今週の木曜日に出発します。

大竹

うらやましい!ビジネスの経営仲間は、税金のこととかを考えて、ドバイやシンガポールに移住する人が多いよね。

モトキさんはオランダに行くって言うから、「なんでオランダなの?」って聞いたら、「ヨーロッパの展示会を周りたい」って言うんですよ。その考えがモトキさんらしいね。

モトキさん

ちょっとニッチな展示会にも参加したいと思って、オランダを選びました。

大竹

展示会ってニッチなものから大きいものまで世界中にいっぱいあるんです。ユビケンの企画では代表的な大きな展示会に行くことが多いけれど。ニッチな展示会に行くと日本人も少ないし、チャンスが広がります。

今はコロナの影響もあり、オンラインで完結できる貿易を教えているのですが、徐々にアメリカやヨーロッパにも行けるようになってきて、やっぱり僕は展示会を推したいと思っています。

メーカーさんと直接会って、商品を見ながら質問したり、契約したり。そこでメーカーさんとの関係性が築けると、その後は家族ぐるみでメーカーさんとお付き合いするなんてこともあります。

展示会には本当に夢があります。

さらに、それだけでなく、一緒に行った仲間と美味しい食事とお酒を楽しんで、その国の文化に触れられることが本当に最高です!

挑戦し続けることでチャンスが舞い込む

大竹

では最後に、貿易家を目指してる方にメッセージをお願いします。

モトキさん

僕も最初のクラウドファンディングではそこそこの結果しか出せませんでした。 それでもチャレンジし続けて、図らずも次の商品ですごい大ヒットして。諦めずに挑戦し続けたからこそ、チャンスが舞い込んできました。

最初は試行錯誤しながらやってみると、数を重ねるごとに洗練されていくと思います。だから、1回の結果だけで諦めるのではなく、続けていけば、良いメーカーや素敵な商品に出会えると思います。

貿易はスケールの大きいビジネスです。良い商品に巡り合えると世界が変わります。そういった楽しみが待っているので、前向きにチャレンジしていただければと思います。

大竹

ありがとうございます。体に気をつけてね。オランダに遊びに行きます。

モトキさん

また現地でお会いしましょう。

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