【東京ギフトショー秋2022】貿易家の活躍や展示商品をレポート!

2022年9月7日〜9日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「東京ギフトショー秋2022」。

ユビケンが主宰するクラウドファンディング・ラウンジは、過去最大の18小間ぶち抜きで大々的に展開。ひとり貿易塾4期生の商品を中心に、約70ものワクワクする最新製品が並び、終日大盛況のままに幕を閉じました。

今回も「セカワク」メディアチームは東京ギフトショーに足を運び、晴れの舞台に立つひとり貿易家の皆さんを直撃取材しました!ひとり貿易塾に入ったキッカケから商品との出会い、今後の目標など、貿易家たちそれぞれのストーリーをお伝えします。

目次

夫婦で貿易家!仕事が楽しくてしょうがない

脇谷 由香さん

ひとり貿易塾4期生。ご主人は本業の傍ら由香さんをサポートし、ご夫婦で貿易を楽しんでいる。東京ギフトショーでは3商品を展示。そのうちの1つである害虫除け「Pest Shield」はmakuakeで1,000万円を超える支援金を達成。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

ご主人:妻がECショップを運営しているので、昨年の東京ギフトショーに商品視察のお手伝いに行きました。その時に出展されていた谷本さんに出会い、「ひとり貿易塾」のことを教えてもらいました。

クラウドファンディングにはもともと興味があったので、さっそくひとり貿易塾の説明会に参加して、妻が入塾しました。

商品はどこで見つけたの?

電池使用可能、臭い無し、薬剤不使用、小さいお子様から、お年寄り、ペットまで安全に使える害虫除け

由香さん:Ambienteのサイトで見つけました。毎年Makuakeでは害虫除けが売れていたので、需要が高まる夏に発送できるようにプロジェクトを行いました。

プロジェクトを公開してから、購入通知が鳴り止まなくて。1,000万円を超えた時は、嬉しい気持ちよりも、ドキドキの方が勝っていました。

ひとり貿易塾に入ってから一番大変だったことは?

由香さん:初めての海外輸送、しかも船便。やり方が全くわからない中で進めていくことが大変でした。だけど、メーカーが積極的にサポートしてくれたので、その優しさに救われました。結果的にギリギリでしたが、配送も期日までに間に合いました。

今後の目標は?

Makuakeが終わった商品は一般販売に進めていきたいし、月1回はMakuakeのプロジェクトを実行できるように、積極的に新しい商品も探していきたいです。

「海外にはこんな商品があるんだ!」と新しい商品に出会えることが面白くて、貿易家の仕事が楽しくて仕方がないです!

日本にいながらも大好きな海外と繋がる!

Mamiさん

ひとり貿易塾4期生。世界中を飛び回る旅行ライターとして活躍しながら、ひとり貿易に挑戦。初のMakuakeで販売したプレミアム・トラベルピロー「Over」は、400万円を超える支援金を達成。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

海外を飛び回りながら、旅行系のライターをしていたのですが、コロナの影響でなかなか海外に行けなくなってしまって。日本にいながらも、海外と繋がる仕事を探していた時に、ひとり貿易塾に辿りつきました。

セミナーに参加するまでは、「ちょっと怪しいかな・・・」と不安な気持ちもありましたが、実際に大竹さんの話を聞くと、再現性の高いプログラムが組まれていて安心できました。

商品はどこで見つけたの?

北欧スウェーデン発!高機能ネックピロー

自分が実際に使いたいと思える商品を探している中で、このメーカーのホームページにたどり着きました。

実はこの商品に出会うまで、魅力的な商品に出会えてもメーカーからお断りされてしまって。やっとご縁があった商品なので、すごく嬉しかったです。

独占販売権を獲得するために工夫したことは?

海外メーカーとの商談は、ひとり貿易塾の交渉のプロにお願いしました。これまでの商談は、全てを任せすぎてしまって、自分が担当者であることをアピールできませんでした。なので、このメーカーさんの時には、商談の最初に自己紹介をさせてもらい、自分が貿易相手であることをしっかり伝えました。

ひとり貿易塾に入ってから一番大変だったことは?

商品探しです。

塾生の同期が魅力的な商品を探してくる中で、私は「これを扱いたい!」と思える商品になかなか出会えなくて。ようやく交渉したいと思える商品に出会えても、独占販売権が取れなくて。そんな状況がしばらく続いて、「辞めようかな・・・」と思った時期もありました。だけど、そんな時にリアルセミナーがあって、同期のみんなから刺激と勇気をもらい、ここまで続けることができました。

諦めずに続けた結果、この商品と出会うことができたので、ご縁のあるメーカーは絶対にいるから、見つかるまで続けることが大切だと実感しました。

今後の目標は?

この商品に関して言えば、空港で販売したいという大きな目標を掲げています。東京ギフトショーでは、空港にご縁がある方ともお話ができました。

貿易家としては、自分が使いたいものを軸に、新たな商品も探していきたいです。海外の展示会にも行ってみたいです。

大好きなキャンプ!オリジナルブランドを築きたい

大西 一嘉さん

ひとり貿易塾4期生。アウトドア用品の輸入販売を行う物販経験者。中国セラーとの差別化を図るため、キャンプ用品のオリジナルブランドを築くため、クラウドファンディング物販にも挑戦。東京ギフトショーでは、多機能エスニック囲炉裏テーブル 「TSUDOI」と、万能鉄鍋 「ORCA POT(オルカポット)」の2商品を展示。現在クラウドファンディングの実施に向けて準備を進めている。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

もともとアウトドア用品の輸入販売をしているのですが、中国セラーが増えてきて、危機感を感じていました。そこでクラウドファンディングに挑戦しようと思い、ひとり貿易塾に参加しました。

商品はどこで見つけたの?

あらゆるキャンプで「映え」を提供してくれるエスニック囲炉裏テーブル

中国の「Alibaba」で見つけて、テーブルの形に一目惚れしました。購入して使ってみると、使い心地も良く、家族団欒ができたので、OEMで自分のアイディアを加えて販売しようと思いました。

焼く・煮る・炒める・揚げる・蒸す・燻す、1台 6 役の多機能鉄鍋

ダッチオーブンはアメリカのクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で見つけました。日本では丸い形が主流なので、珍しい四角い形に惹かれました。ブラックポットに育てて、家族で代々引き継いで使える点も魅力的でした。

※ブラックポットとは?
長年使用し手入れすることを繰り返した結果、表面にできる油の重合体によってコーティングされた、艶やかな黒色のスキレットやダッチオーブンのこと。油の重合反応でコーティングされることで、焦げにくい、錆びにくい、鉄臭さが緩和されるなど、メリットがたくさん。

メーカーさんとのやりとりで大変だった事は?

ダッチオーブンは日本で販売するにあたり、食品衛生検査が必要です。その検査の際に、製造工場の情報が必要なのですが、メーカーがなかなか教えてくれなくて。工場を知られてしまうと、メーカーを通さずに直接注文する方もいるので、教えたくなかったんでしょうね。だけど、「クラウドファンディングの後は、一般販売に繋げて、日本の市場でちゃんと販売するよ」と相手にとってのメリットをしっかり伝えて、なんとか工場の情報を教えてもらえました。

今後の目標は?

キャンプが好きなので、自分のブランドを持ちたいとずっと思っていました。キャンパーの皆さんに愛してもらえるブランドを築いていきたいです。

アパレル輸入からひとり貿易への挑戦

SKY-HIGH.TB株式会社
森田 滋也さん

ひとり貿易塾4期生。アパレル輸入からクラウドファンディング物販に挑戦。初のMakuakeで扱ったポータブルハイチェア内蔵のバックパック「GillyGro」は思うような結果が残せなかったものの、一般販売に向けて前向きに進んでいる。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

アパレル輸入をしていて、その知識を学ぶために別のスクールに入っていました。その仲間達から大竹さんの名前をよく聞き、ひとり貿易塾に参加してみることにしました。

クラウドファンディング物販の知識を、ここまで仕組み立てて教えてくれる塾は他にはないと思います。認証検査とか、もっと深く知りたいことがあるので、ひとり貿易塾4期は卒業だけれど、また入り直したいと思っています。

商品はどこで見つけたの?

アメリカ特許出願済。アクティビティシート&ポータブルハイチェア内蔵された高機能バックパック

アメリカのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で見つけました。

コロナ禍でなかなか出かけるのが難しく、手に触れるものにも気を使う時期、そんな時期でも安心して子どもとのお出かけを楽しめるようにと、カリフォルニア在中の3人のママのアイディアから生まれた商品です。

商品が生まれたストーリーに惹かれて、この商品を選びました。

Makuakeの結果はいかがでしたか?

Makuakeのユーザーは40〜50代の男性が多いので、ママさん向けのこの商品は全く売れなくて・・・。

「コロナ禍でも、子どもとの想い出を紡いで欲しい」と想いを込めて商品ページも作ったので、残念な気持ちでした。

だけど、ギフトショーでは、バイヤーさんからも良い反応をいただけたので、一般販売に繋げて、ユーザーさんの声や写真を集めていきたいです。

輸入品人気コンテストで準大賞を受賞。親子で貿易ビジネスに挑戦!


川守 さくらさん

ひとり貿易塾4期生。本業は箏(琴)・三味線教室の先生。日本の伝統文化を継承するために貿易の世界に足を踏み入れる。東京ギフトショーでは、ステンレスボトル「Mother Reusables」とアカシアデザインプレート「LYNN&LIANA DESIGNS」の2商品を展示。ステンレスボトルは輸入品人気コンテストで準大賞を受賞。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

本業で箏と三味線の先生をしており、日本の伝統文化を海外の方にも伝えたいと思っています。その手段のひとつとして、貿易事業を通じて海外と交流できると思い、ひとり貿易塾に入りました。

商品はどこで見つけたの?

エコにこだわった、アイルランド生まれの真空二重構造ステンレスボトル

Maison & Objet(メゾン・エ・オブジェ)という海外の展示会サイトで見つけ、日本ではあまり見ない形やデザインに惹かれました。さらに、パッケージや本体にリサイクル素材が使用されていたり、カーボンニュートラル配送だったり、1本ボトルが売れるごとに1本の木が植えられたり、自然環境に配慮された点にも共感できました。

最初に営業メールを送った時は、リアクションがなかったのですが、2回目でお返事をいただけました。ひとり貿易塾の講師の方からも、1回で諦めずに何度もメールを送った方が良いと言われていたので、1度で諦めないことの大切さを実感しました。

コンテストで準大賞を受賞した気持ちは?

実はMakuakeでは実績になるような売り上げが出せなくて、またゼロからのスタートかと落ち込んでいたんです。そんな中、東京ギフトショーのコンテストで準大賞をいただけたので、これを実績にして、次に進めることが嬉しいです。

このボトルは直接見て触っていただいた方が魅力が伝わる商品なので、東京ギフトショーでは、商品の良さをしっかりと伝えることができたと思っています。

娘さんも貿易の仕事を手伝っていると聞きました!

娘さんがSNSを担当!米国メディア絶賛の『映える』盛り付けを演出するデザインプレート

海外での起業を目指す20歳の娘が、Instagram用のリール作りやギフティングの交渉をしてくれました。

私が新しい事業に挑戦している姿は、娘にも刺激になっているようです。

今後の目標は?

東京ギフトショーで賞もいただけて、多くのバイヤーさんとの出会いもあったので、まずはこの2つの商品を一般販売に繋げていきたいです。

また、日本の伝統文化を海外に伝えていけるような商品のプロデュースにも挑戦したいです。

ひとり貿易の醍醐味は自分の好きな商品を扱えること

椎名 聡さん

ひとり貿易塾3期生。豊富なネットビジネス経験を活かし、ひとり貿易に挑戦。自他ともに認めるガジェオタで、東京ギフトショーでは、プレミアムUSBカメラを展示。現在クラウドファンディングの実施に向けて準備を進めている。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

ネットビジネスの経験はそこそこ長いのですが、自分でクラウドファンディングに挑戦した時に迷いが生じて。その時に、クラウドファンディング物販で著名な方を一通りチェックし、その中でも経験も実績も豊富な大竹先生の塾に入りました。

経験を積むほどに、 貿易初心者や未経験者が苦労するポイントがわからなくなる講師の方が多いと思うんです。だけど、大竹先生は現役のプレイヤーなので、なかなか前に進めない人の気持ちも理解して、分け隔てなくフォローしてくれます。ここまで手厚く教えてくれる方はそうそういないと思います。

物販経験者がひとり貿易塾に入って変わった事は?

クラウドファンディング物販は、転売とは異なり、販売責任者として商品を扱うので、法的な責任も伴います。

例えば、日本で販売するために必要な認証検査などは、実際にやってみないとわからないことが多いんです。ひとり貿易塾は、貿易初心者がつまずきやすいところを、予め教えてくれて、フォローしてもらえるので、安心して挑戦できます。

商品はどこで見つけたの?

高機能かつコンパクト、臨場感を画面の向こうに届けるWebカメラ

オンラインの商談会「広州交易会」で出会いました。私は元々技術畑の人間なので、メーカーの販売責任者の方とマニアックな話で盛り上がり、意気投合しました。

私はガジェットが大好きなのですが、ガジェットを扱うには法律とか認証検査とか、障壁も高いんです。だけど、このカメラは販売するために必要な法律や検査がなかったので、挑戦しやすい商品でした。

今はクラウドファンディングの実施に向けて、念入りに準備をしています。

今後の目標は?

このカメラに始まり、これからも実用性もあり、ガジェット大好き人間として満足できる商品を取り扱っていきたいです。高画質で夜景もバッチリ写るドライブレコーダーなどに興味があります。

自分が好きな商品を扱えることが、貿易家の醍醐味だと思っているので、売れる商品を扱えば安全だけれども、どうせなら売りたい商品で実績をあげられるようになりたいです。

脱・転売!チャレンジングな物販に挑戦したかった

吉田 さん

ひとり貿易塾4期生。塾では太郎さんの呼び名で親しまれている。転売ビジネスからスタートし、現在は自社商品のネット販売と代理店販売を軸に物販ビジネスに携わる。東京ギフトショーでは、まな板バット「エンドグレイン」と小型薪ストーブを展示。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

今までは転売のような仕事をしていたのですが、転売は1回1回が勝負で、長期的に安定した成果を出すのが難しくて。

より安定したビジネスを目指すために、ひとり貿易塾に参加しました。今は自社商品の販売と、代理店販売をビジネスの柱にしています。

物販経験者が、ひとり貿易塾に入って変わったことは?

クラウドファンディングを活用することで、これまでは挑戦できなかった、検査や認証手続きが必要なレベルの高い商材や、高額商品にも挑戦できるようになりました。

商品はどこで見つけたの?

ステンレスバットがセットになった立体的なまな板

韓国のクラファンサイト「wadiz」で見つけました。そこでは500万円位の支援金が集まっていたし、ひとり貿易塾でもまな板で1,000万円超を達成している方がいたので、このまな板を選びました。

初のクラウドファンディング、その結果は?

結果は思ったよりも全然ダメでした。僕の読みが甘かったですね。売れなかった原因は2つあると思っていて、まずは値段が高いこと。円安の影響もあり、wadizの2倍くらいの価格で販売しました。もうひとつは値段の割にユニークさが足りなかったことです。Makuakeはユニークな機能が備わった商品が人気が高い傾向があるので。

だけど、僕は落ち込んでいません。今成果が出なくても、挑戦したことに意味があると思っています。今は投資の時期だと考えて、将来的に成果が出れば良いと思っています。

今後の目標は?

まずは、第二弾のクラウドファンディングで成果を出したいです。今回のまな板の反省点を踏まえ、次の商品には小型の薪ストーブを選びました。30代・40代の男性向けの商品なのですが、東京ギフトショーでも反応が良いです!

ノスタルジックな世界に誘うソロユーザー専用小型薪ストーブ

今後の戦略としては、 僕はネット販売もやっているので、クラウドファンディング後に自分のネットショップでも販売できるような同じジャンルの商品や、小さくて取り扱いやすい商材を探していきたいと思っています。

あまり1つの商品に深入りしすぎない方が良いと思っていて。やるべきことをやった上で、それでもダメだと思ったら、時間とお金をかけ過ぎないで次に進むのもアリだと思います。

本当に良いと思える商品を大切に育てていきたい

長谷川 実樹さん

ひとり貿易塾4期生。物販未経験からひとり貿易に挑戦。初のMakuakeプロジェクト”氷出し”コーヒーメーカー「MICO-ICEpro」は140万円を超える支援金を達成。一般販売に向けて準備を進めている。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

結婚を機に退職し、そのタイミングで新しいことに挑戦したいと思い、物販ビジネスに興味を持ちました。最初は、同じビジネスモデルの違うスクールの説明会に参加したのですが、シックリこなくて。いろいろ調べるうちに、この業界の第一人者である大竹さんを知り、ひとり貿易塾に入りました。

商品はどこで見つけたの?

”氷出し”コーヒーメーカー

アメリカのハンドメイドサイト「Etsy」で見つけました。私自身アイスコーヒーが好きで、時期的にもちょうど良かったのでこの商品を選びました。

ひとり貿易塾の商談代行サービスを使ったので、海外メーカーとの商談もスムーズに進みました。

商品リサーチから初のMakuake実施、一番大変だったことは?

SNSやLPで使う商品の写真を撮るのに少し苦労しましたが、商談も商品ページの作成もその道のプロにお願いしたので、大きな壁にぶつかることもなく、比較的に全てがスムーズに進みました。

今後の目標は?

この東京ギフトショーでもたくさんのバイヤーさんと出会えたので、実店舗やネットでの継続的な販売を目指していきたいです。

多くの商材を扱うよりも、本当に自分が良いと思う商品やメーカーさんに出会って、それを大切に日本の方に伝えていきたいです。

家族で楽しむ貿易ビジネス!海外メーカーと「愛」で繋がる

さた あいみさん

ひとり貿易塾4期生。貿易家として初の商品は、純チタンを使ったコーヒーフレンチプレス。これまで培ってきたWebの知識を最大限に活かし、初のMakuakeでは340万円の支援金を達成。

ひとり貿易塾に参加したキッカケは?

以前から大竹さんのWeb周りのサポートをさせていただいていて、オウンドメディア「セカワク」のディレクターも務めています。セカワクの取材で貿易家の皆様を取材するうちに、その働き方や生き方に興味を持ち、「貿易家になりたい!」と思って受講を決意しました。

ひとり貿易塾に入ってから一番大変だったことは?

ネットでの商品リサーチだったので、良い商品に出会うまでがなかなか大変でした。

海外メーカーにメールを送る時に工夫したことは?

メーカーの立場になって、どんなメールが届いたら嬉しいのかを考えました。そうすることで色々なことが見えてきたんです。

例えば、どんなに想いを込めてメッセージを送っても開封してもらえないと意味がないですよね。そこで、私は自分のとっておきの写真をメールのプロフィール画像にして、件名には「JAPAN」と入れました。そうすることで、日本人の女性からのメールであることがひと目で伝わります。

そのような工夫をしてからすぐに、SilverAntのメーカーさんに出会うことができました。

商品はどこで見つけたの?

純チタンを使ったコーヒーフレンチプレス

ネットやSNSでチタン製品を探していました。特にSNSでチタン製品を調べると、SilverAnt一色だったんです。「無理だろうな・・・」と思いつつも、メールを送ってみたら、すぐに返事が届いて。

多くのオファーがあった中から私を選んでくれた理由をメーカーさんに聞いたところ、「大事に開発した商品を一緒に届けてくれる女性を求めていた」と言ってくれました。

海外メーカーへのメールには、「この商品を、私が、扱いたい理由」をしっかり伝えたので、メーカーさんに私の「愛」が伝わったようです。これまで培ってきたWebの経験も、大きなアピールポイントになりました。

メーカーさんとはどんな関係を築いている?

画面越しで会ったのは2回だけですが、毎日SNSでやりとりをしています。今日も「これから東京ギフトショーに行ってくるよ!」って連絡しました。

メーカーさんも、私の家族も、キャンプが大好きなので、アウトドアを愛する情熱で繋がっています。

今後の目標は?

SilverAntの日本総代理店として取り扱い商品を増やし、5年〜10年位かけて、SilverAntのファンを増やしていきたいです。

SilverAntのマークを見た日本人が「あっ!SilverAntだ!」って言ってもらえるくらい、日本での認知を広げていきたいです。

貿易家1人1人に、それぞれのストーリがある

今回は東京ギフトショー秋2022の場で、9人の貿易家達にお話を伺いました。

貿易家1人1人に、それぞれのストーリーがあります。

今後もセカワクでは、貿易ビジネスのノウハウだけでなく、「人」に注目して、ひとり貿易家たちのリアルを発信していきます!

セカワク公式YouTubeチャンネル
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この記事を書いた人

1987年東京生まれ。大学卒業後、損害保険会社の営業事務を6年間経験。その後、夫の海外赴任に帯同するため退職し、1年間インド・ムンバイにて海外生活を満喫。帰国後は、「おうちで働く」を一つの軸に、ベビーマッサージの先生、Webデザインの勉強、物販のお手伝い、ブログ運営、様々なことに挑戦しながら、最終的に「ライター」の仕事に巡り逢う。現在の野望は「書く仕事を通して、人や物の想いを伝え続けること」。プライベートでは2児の母。

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