【東京ギフトショー春2024】輝く貿易家と世界の最新商品をレポート

2024年2月6日〜8日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「東京ギフトショー春2024」。

ユビケンが主宰するクラウドファンディング・ラウンジは、2017年から連続14回目の出展。

都内では前日に雪が積もり、生憎の天気でのスタートでしたが、クラウドファンディング・ラウンジにはひとり貿易塾7期生の商品を中心に60を超える世界の最新製品が並び、終始多くのバイヤーさんで賑わっていました。

今回もセカワク取材班が晴れの舞台に立つ貿易家たちの笑顔、そしてユニークな商品を取材しました！

新製品コンテント準大賞受賞「貿易家は生きがいです」

東京ギフトショー2日目のお昼過ぎに届いた嬉しいお知らせ。

なんと、新製品コンテストにて、ひとり貿易塾3期生の田中さんの商品ハイテク虫除け器『MosoutDualSonic』が準大賞を受賞しました。

受賞後の田中さんにお話を伺うと「まさか自分が賞を取れるとは思ってもいなかったです。感無量です！」と嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

田中さんがこのメーカーと出会ったのは3年前。今回が3度目の東京ギフトショー。

この虫除けはMakuakeで支援金3,000万円超を果たした大ヒット商品。しかし、効力の証明が難しく、なかなか一般販売に繋げることができなかったと言います。しかし、ご自身で検査所に通い、やっとの思いでエビデンスを証明。3回目の挑戦では今まで以上にバイヤーさんから声がかかり、さらには新製品コンテストで準大賞を受賞したのです。

田中さんは言います「継続出展は大事ですね。昨年は契約に至らなかった企業様から再度声をかけてもらえたり、大手量販店での展示販売を見てギフトショーまで足を運んでくださる方がいたり。展示内容を見直しながら継続して出展することで可能性が広がります。次はメーカーさんと一緒に参加する予定です」と。

しっかり結果を残すことで韓国メーカーとも家族のような関係が築けていると言います。今では製品開発にも携わり、2024年5月には田中さんのアイディアが組み込まれた新商品が発売予定とのこと。新商品のリリースも楽しみです。

貿易家の働き方は十人十色

貿易家とは：人生の可能性を広げたもの

ひとり貿易塾7期生：松尾さん

思わず触れたくなるキラキラ輝くチタン製のボトルを展示していた松尾さん。昨年の東京ギフトショーでこのボトルを見つけ、綺麗な見た目と持ち運びに便利なサイズ感、コロコロ転がらない四角い形に心を奪われたと言います。

ご自身の日常にも取り入れ、寝る前にボトルに熱いお湯を入れ、翌朝お白湯として飲んでいるそうです。

「たくさんの仲間に出会えたことで、人生の可能性が広がった」という松尾さん。今後はひとり貿易塾で出会った仲間と共にグループ貿易に挑戦したいと話してくれました。

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貿易家とは：夢を実現できる職業

ひとり貿易塾7期生：相原さん

Makuakeで716万円を調達した冷却機能付きタンブラーを展示していた相原さん。東京ギフトショーの初日には、めざましテレビさんからの取材を受け、商品がテレビで紹介されたことも相まって、大きな注目を浴びていました。

「実は最初はこのメーカーの別の商品を狙っていたんです。日本の市場で受け入れてもらえるのか不安に思っていたら、メーカーからこの冷却タンブラーを紹介してくれたんです」と、この商品との運命の出会いを語ります。

Makuakeでの成功やテレビでの紹介など、確かな実績を積み重ねているこの商品がどのように販路を広げていくのか、今後の展開にも注目です。

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貿易家とは：海外のメーカーと日本のお客さんを繋ぐ仕事

ひとり貿易塾7期生：榎本さん

元々Amazonで輸入品を販売していたという榎本さん。Amazon物販は相乗りが多く価格競争が厳しい世界。物販ビジネスの可能性を広げるために、ひとり貿易塾への参加を決意したと言います。

今回展示していたのは、香港スマートデザイン賞を受賞した変幻自在なバックパック。この商品とはひとり貿易塾に入塾する前に足を運んだ東京ギフトショーで出会ったんだとか。

「貿易家の働き方を通して、日本に進出する海外メーカーの支援がしたい」と、榎本さんは力強く語ってくれました。

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〜3/14まで Makuakeにて絶賛販売中

貿易家とは：ローリスクでハイリターンを狙える夢のある仕事

ひとり貿易塾4期生：速水さん

オリジナルの天狗のロゴをあしらったチタン製の調理ギアを展示していた速水さん。実は速水さんはひとり貿易塾4期生。当時は他の仕事が忙しく、貿易業になかなか時間を費やせなかったとのこと。満を持して今回初の東京ギフトショーへの出展となったそうです。

「天から降りてきた天狗が地上で良い商品を見つけて、天に持って帰って鼻高々にみんなに自慢する」。そんな様子をイメージして制作したという天狗のロゴには「誰かに自慢したくなるようなギフト商品を取り扱っていきたい」という速水さんの想いが込められています。

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貿易家とは：挑戦です！

ひとり貿易塾7期生：一木さん

彩り豊かなスタイリッシュなボトルがずらりと並んでいた一木さんのブース。

「生活に身近なものを扱いたい」との思いから、ドリンクボトルを探していたという一木さん。SNSでこのメーカーを見つけてアタックしたところ、「日本で販売したかったんだ」と前向きな反応をいただけ、スムーズに独占販売権までたどり着けたと言います。

今はクラウドファンディングでの販売に向けて準備を進めている最中。「初めてのクラウドファンディングなので、期待と不安が入り混じっています」と少し不安そうな表情を浮かべながらも、「今後はもっと貿易業に力を入れていきたい」と話してくれました。

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貿易家とは：大人の文化祭

ひとり貿易塾7期生：石川さん

香ばしいパンの匂いに惹かれてたどり着いたのが、無煙遠赤外線ロースターを展示していた石川さんのブース。

物販経験者の石川さんは価格競争が激しい今の物販のあり方に疲れ、独占して販売できる商品を扱うために、ひとり貿易に挑戦されたそう。

当時自炊に凝っていたという石川さん。足を運んだ香港の展示会では狙いをキッチン家電に定め、このメーカーと出会ったと言います。

入塾してからの日々を振り返り「商談から今まで、まわりのみなさんに助けられっぱなしで、気がついたらここまで来ていました。ひとり貿易塾のすごいところは、ひとりで始めるけど、ひとりじゃない！というところですね」と話してくれました。

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近日中にGREEN FUNDINGでリリース予定。

貿易家とは：将来への希望

ひとり貿易塾7期生：川端さん

足を運んだ香港展示会でブースの端っこに飾られていたという磁性流体技術を応用したコードレスステレオスピーカー。「通り過ぎた時に思わず引き返し、見た瞬間に心が奪われた」と川端さんは言います。

連日このメーカーのブースを訪れ「この商品を日本で販売したい」と想いを伝え続けた結果、最初は商品化を考えていなかったメーカーが、MOQゼロで商品化を進めてくれるようになったそうです。

「日本で販売するための認証検査などを乗り越えて、クラウドファンディングでの販売に進んでいきたい」と話をしてくださいました。

おもちゃ屋さんのオーナーを務める川端さんの心を鷲掴みにしたこのスピーカーが、たくさんの方の心を奪う日もまもなくです。

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貿易家とは：やりがいが見つかりました

ひとり貿易塾7期生：河原さん

素敵な笑顔で元気に接客をしていた、展示会が大好きだという河原さん。香港の展示会で出会った『即熱ランチョンとろ火マット』の上には、2日目はピザ、3日目はお好み焼きがディスプレイされ、「冷めたごはん、さようなら」のキャッチーなコピーと共に商品の魅力を引き立てていました。

自動車の輸出関係の会社を経営している河原さんは、コロナ禍の不安定な時期にキャッシュポイントを増やすためにひとり貿易に挑戦。「在庫を抱えずにミニマムスタートで始められるひとり貿易は第2の事業としてもぴったりです」と言います。

「旅行が好きなので、旅先で商品を探して旅費を稼げたら最高ですよね！」と、貿易家を楽しむ姿がとても素敵でした。

河原さんの商品はこちら▼

貿易家とは：世界と日本の文化を繋ぐ架け橋

ひとり貿易塾4期生：川守さん

「換気扇の埃も手軽に取り除けます」と長い掃除機を持って自らの商品を紹介してくれた川守さん。セカワク取材班が川守さんにお会いするのは東京ギフトショー秋2022以来今回が2回目。

「今回が6回目のMakuakeプロジェクトなんです。これまでは直感で商品を選び、思うような結果が出せないこともありました。今回は競合を調査し、一般販売に進んでも利益が確実に上がるような価格設定を行いました」と、これまでの経験を活かして臨んだプロジェクトについて語ってくれました。

「ひとり貿易塾に参加して、さまざまなご縁が繋がりました。たくさんの方の助けがあるからこそ貿易を続けることができています」と、継続するためには人との繋がりが大切であることを教えてくれました。

川守さんの商品はこちら▼

貿易家とは：探検家

ひとり貿易塾7期生：木澤さん

ご夫婦で物販業を営んでいる木澤さん。ビジネスの幅を広げるためにひとり貿易に挑戦されました。

展示していたのは香港の展示会で出会ったヘルメット。見た瞬間に「面白い商品だ。すごいものに出会ってしまった」と感じたとのこと。

「バイヤーとしては何度も参加していたギフトショーに自分の商品を展示できるなんて、1年前には考えられなかったです」と、東京ギフトショーという晴れの舞台に出展者として立った気持ちを話してくれました。

木澤さんの商品はこちら▼

貿易家とは：感動をシェアし、人生を豊かにする働き方

ひとり貿易塾7期生：長池さん

東京ギフトショーに出展することを、入塾した当初から目標の1つにしていたという長池さん。

ご主人がバイク好き。Instagramでバイク関連の情報をいいねしていく中で、インドメーカーのこの防水バッグに出会ったと言います。

「今回の東京ギフトショー では、ブースに訪れた方と会話をする中で商品の新たな訴求ポイントに気がつくことができ、たくさんの収穫がありました」と笑顔で話してくれました。

長池さんの商品はこちら▼
2/27までMakuakeにて販売中

貿易家とは：好きをデザインする仕事

ひとり貿易塾7期生：志村さん

グラフィックデザイナーそして、2歳のお子さんを子育て中のママでもある志村さん。

ご自身で制作されたポスターが商品の魅力を引き立て、志村さんのブースはひっきりなしにバイヤーさんが訪れていました。展示されていた3商品はどれも香港の展示会で出会ったと言います。

「貿易の仕事は自分の想いをデザインできる。やりがいしかないです！」と、これまで培ってきたデザインのスキルをフル活用して、貿易を楽しむ姿は輝いていました。

志村さんの商品はこちら▼

貿易家とは：宝探しをするようにワクワクする仕事

ひとり貿易塾5期生：山下さん

ご夫婦でブースに立たれていた山下さん。展示していたのは、100%天然木で作られたスマホケース。この商品とはスウェーデンの展示会に足を運んだ時に出会ったと言います。

「最初はジャンルに拘らずに気になる商品をリストアップしていました。そのリストを改めて見た時に、自分は環境や人に優しい商品に興味があることに気がつきました」と、行動したことで自分の嗜好を知ったそうです。

交渉が得意な山下さんとデザインが得意なパートナーさん。それぞれの強みを活かして、夫婦二人三脚で貿易業に挑戦されています。

山下さんの商品はこちら▼
公式サイトより購入できます。

貿易家とは：「楽しい」その一言です！

ひとり貿易塾7期生：吉留さん

これまでは貿易実務の仕事をしていたという吉留さん。「自分の好きな商品を取り扱いたい」との想いから、ひとり貿易に挑戦されました。

展示していた冷却グラスは台湾のクラウドファンディングサイトzeczec（ゼクゼク）で見つけ、底から冷やすというアイディアに惹かれたと言います。

「貿易家は『楽しい』が全てです！」自分が見つけた商品で誰かを驚かせ、楽しませることできることが自身の喜びだと語ります。

吉留さんの商品はこちら▼

貿易家とは：人生の選択肢を広げてくれるもの

ひとり貿易塾6期生：EMAさん

前回に引き続き2回目の東京ギフトショー。香港の展示会で出会ったドライブレコーダーを展示していたEMAさん。

EMAさんが大切にしているのは「無理をしすぎないこと」。貿易家を長く続けるために、自分に合った販売先を見つけたいと言います。そして今回の東京ギフトショーでは狙っていた企業さんと繋がることができたそうです。

EMAさんのように、自分の心地良い働き方を創っていけることも、貿易家の大きな魅力と言えるでしょう。

EMAさんの商品はこちら▼

賑わう会場の様子をYouTubeでLIVE配信しました

商品に込められた想いを届ける、それが貿易家

東京ギフトショー春2024。

熱い3日間が無事に終了しました。

貿易家たちが世界から見つけ出した商品はゼロから1を創り出すメーカーの想いが形になったもの。そして、貿易家はその想いを届ける素晴らしい働き方。

セカワクは今後も貿易家の皆さんを応援すると共に、貿易家それぞれのストーリーをお届けしていきます。