「人生を変えたい」 熱い想いを持って輸入ビジネスに挑戦

ひとり貿易家田中さん

「人生を変えたい!」その一心でひとり貿易塾に参加した田中さん。

直感を信じて選んだ韓国メーカーの虫除けアクセサリーは、1000人を超える方から支援を集めて大成功。今ではひとり貿易でのやりがいが生きがいに変化しつつあると笑顔で話してくださいました。

ひとり貿易塾で学んだ9ヶ月間。どんな思いや葛藤があったのか、お話しを伺いました。

プロフィール

田中 大翔さん

30歳を過ぎた頃に今後の働き方・生き方に悩み、ひとり貿易塾3期に参加。現在は会社勤めをしながら、副業でひとり貿易家として活動している。

目次

「人生を変えたい!」その一心でひとり貿易塾に参加

貿易家になろうと思ったキッカケは?

30歳を過ぎた頃、「課された仕事を淡々とこなしていくだけで、残りの人生終わってしまうのかな・・・」そう悩んだ時期があって。そんな時にふらりと立ち寄った本屋さんで「輸入ビジネス3.0」に出会いました。そこに書いてあった「世界中を旅しながら仕事ができる」その言葉が衝撃的で。その夜はドキドキして眠れなかったことを今でも覚えています。

その後はとにかく大竹さんを検索して、ひとり貿易塾の存在を知りました。「人生を変えたい!」その一心で入塾を即決したんです。

昔から海外も旅行も大好き

ひとり貿易塾での9ヶ月。苦労したことは?

ひとり貿易塾がスタートした頃は、他の生徒さんの活躍を見て焦りを感じることもありました。独占販売権が獲れた方がいる一方で、僕は海外メーカーからメールの返事すらいただけていなかったので。

最初は海外メーカーにメールを送る時に、テンプレートをそのまま使っていたんです。だけど全然返事が来なくて。これではダメだと気がついて、それからはテンプレートをベースに、自分の言葉で想いを伝えるように心がけました。そうしたら、15社送ったら2~3社返ってくるようになって。初めてメールの返信がきた時は、嬉しすぎて飛び跳ねました。

僕は英語が得意ではないけれど、翻訳を使ってなんとかやりとりができています。少しぐらい英語が間違っていたとしても、メーカーさんはそんなに気にしていないと思います。とにかく想いを文章に込めることと、レスポンスを早くすることを意識しました。

「絶対にこの商品を売りたい」その気持ちが全て

初めてMakuakeで扱った商品について教えてください。

初めてMakuakeでプロジェクトを行なったのは、虫が嫌う音と光を発して寄せ付けない、日本初上陸の虫対策アクセサリーです。韓国のクラファンサイトWadizで見つけました。初めてこの商品を見た時は「絶対に日本で売れるな」と直感的に感じて、自分を信じてアプローチしました。

実はメーカーさんからは「あなた以外にも日本の企業15社からオファーをいただいている」と返事がきて、それを知った時には諦めかけたんです。だけど「この商品を日本で販売したい!」その想いをストレートに伝えたことで、無事に独占販売権を結ぶことができました。商談は交渉のプロ亀井さんに入っていただいたので、気持ちがだいぶ楽でした。

初めてプロジェクトを実行した時の気持ちは?

独占販売権を結べたものの、その後に自分が何をするべきか全く分かりませんでした。商品の配送方法すらもわからなかったんです。ひとり貿易塾のセミナー動画を何度も見返して、学んで、実行して。わからないことはメーカーさんにも教えていただきました。

プロジェクトを公開する前日は、「もしも失敗したらどうしよう・・・」と不安で眠れなかったです。

プロジェクトの結果はいかがでしたか?

1000人を超える方からご支援いただくことができました。プロジェクト開始直後は「購入されました」というお知らせメールが鳴り止まなくて。正直、これだけの方に支援していただけるとは思っていなくて、驚きました。

プロジェクトの公開期間が終わった後も、商品をお客様にお届けするまでが仕事だと思って、責任を持って最後まで取り組みました。

メーカーさんもとても喜んでくれて、「虫除けの改良版を作っているから、それもぜひ販売して欲しい」とお願いされています。

たくさん売れたからこそ大変だったことは?

1日30件くらい購入者の方から質問が来て、対応が大変でした。中には「エビデンスを提出してください」というクレームや、配送した商品の中身が入っていないトラブルもありました。

だけど困った時には、ひとり貿易塾のチャットでアドバイスをもらったり、メーカーさんに協力いただいたり、周りの方に助けてもらいながら、乗り越えることができました。

今後の販売計画は?

2022年3月から楽天の自社ショップで販売をスタートしました。Yahoo!ショッピングやAmazonにも商品を卸しています。また、自社ショップを見てくださった方から「ぜひともお店に置かせて欲しい」とお声がけいただき、期間限定ではありますが、東京の店舗で置かせていただくことが決まっています。

ただ、虫除けは季節商品なので、現状の売り上げはあまり良くなくて。暖かくなってきて、少しずつ売れてきました。

一般販売はクラウドファンディングとは違い、在庫を抱えなければいけないし、商品を知ってもらうためにプロモーションが必要だし、大変な面もあります。だけど、結局は気持ちが全てだと思うんです。「絶対にこの商品を売りたい」その気持ちがあれば、現状を改善するために行動できると思うので。

ひとり貿易家田中さん
東京ギフトショーでは60社と名刺交換。現在商談を行っています。

ひとり貿易でのやりがいが生きがいに

ひとり貿易に挑戦して変わったことは?

これまでは仕事に対してやりがいをあまり感じてこなかったんです。ひとり貿易に出会ってからは、仕事が楽しいです。責任感や達成感も芽生えてきて、ひとり貿易でのやりがいが生きがいに変わりそうな予感がしています。

貿易家はどこにいてもできる仕事。貿易の仕事をしながら、自分の好きなキャンプや旅行にもたくさん行って、楽しい人生を歩んでいきたいです。

今後の目標は?

これから販売する虫除けの改良版は絶対に失敗できないので、広告運用をしっかり学んで取り組んでいきます。

そして今後はOEMにも挑戦して、自分だけのオリジナルブランドを展開していきたいと思っています。キャンプグッズや筋トレグッズなど、自分が興味のあるジャンルの商品を探していきたいです。

6期くらいでまたひとり貿易塾に入って、今度はOEMの知識を教えてもらいたいと思っています。

大切なのは「想い」と「継続」

未来の貿易家に一言お願いします。

新しいことにチャレンジするのは、不安だし勇気がいることですよね。僕自身も失敗することを恐れて、今まで何も行動せずに生きてきました。でも「人生を本気で変えたい」そう思ってひとり貿易塾に参加しました。

やる気と熱い想いを持って、教わったことをしっかりと継続していけば、自ずと結果もついてきます。「人生を変えたい」その想いがあるのなら、一歩踏み出して、チャレンジして欲しいと思います。

セカワク公式YouTubeチャンネル
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この記事を書いた人

1987年東京生まれ。大学卒業後、損害保険会社の営業事務を6年間経験。その後、夫の海外赴任に帯同するため退職し、1年間インド・ムンバイにて海外生活を満喫。帰国後は、「おうちで働く」を一つの軸に、ベビーマッサージの先生、Webデザインの勉強、物販のお手伝い、ブログ運営、様々なことに挑戦しながら、最終的に「ライター」の仕事に巡り逢う。現在の野望は「書く仕事を通して、人や物の想いを伝え続けること」。プライベートでは2児の母。

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