世界最大の電子機器見本市『CES2022』現地参加レポート

CES2022

2022年1月5日~1月8日の4日間、アメリカ・ラスベガスにて世界最大の電子機器見本市『CES』が開催されました。

今回は、大竹さんと亀井がCESに参加してきましたので、現地の様子をレポートいたします。

目次

CESとは?

CESは1967年から50年以上に渡り、毎年1月にアメリカ・ラスベガスで開催される、世界最大の電子機器見本市。CTA(Consumer Technology Association)が主催し、ラスベガスコンベンションセンターで開催されます。

2021年はコロナウイルス感染防止のために完全オンラインで開催されたため、リアルな開催は2年ぶり。今年はオンラインとオフラインのハイブリッドでの開催でした。

コロナ禍での開催だったため、出展を辞退した企業も多く、2020年に比べると、出展者は約半減の2,000社、参加者は約7割減の40,000人ほど。出展国はアメリカ、フランス、イタリア、韓国、中国、日本など、世界各国から多くの企業が集まります。

実際に足を運ぶと、並んでいるブースの中にはポツポツと空きがありましたが、会場は大盛り上がり。世界がCESを待ち望んでいたんです。

私たち貿易家が狙うのは、エウレカパークエリアにある世界のスタートアップ企業です。

『CES2022』見どころを振り返り

SONY電気自動車

CES2022

最先端の技術を詰め込んだ SONYの電気自動車。

インターネットが使える車なので、NetflixやYouTubeが見放題。車内の操作もスクリーンの画面に表示されているボタンをタッチ操作する為、運転席の周りもスッキリしたデザインです。

さらに、車の天井がルーフトップになっているので、空の陽が差し込んで開放的な空間でした。

自動運転が搭載されているので、車の移動中、家族や友達とみんなで映画を見ながら、安全にドライブを楽しむ事が出来そうです!

人型AIロボット「Ameca」

「Ameca」というリアルな人型AIロボット。

僕も実物と会話をしてみました。アイコンタクトを交わしながら「How are you?」という簡単な挨拶や会話ができ、スマホのカメラを向けるとカメラ目線も決めてくれました。

会話に違和感はなく、アイコンタクトを交わした時には「見られている」という感覚がありました。実物を見て体験したからこそ味わえる、不思議な感覚でした。人間に近づいているロボットを見て、ロボットと共存した生活を迎える未来がイメージ出来ました。

J-Startup

CES2022

J-Startupはジェトロが設置している、日本のイノベーションやスタートアップを世界に広くPRする場。今回は過去最多の52社が参加していました。

その中でも特に印象に残っているのが、空飛ぶ自動車。迫力満点の実物大が会場に展示されていました。

ニュースを見て、海外では空飛ぶ車が開発されていることは知っていましたが、日本企業も開発していたなんて驚きです。

乗車できる人数は1人なので、車体の大きさは割とコンパクトで、乗用車より一回り小さいサイズ。デザインは青と白を基調とし、車体の左右には飛行機のような翼があり、まさしく近未来的な車でした。

車に興味を持つ沢山のバイヤーが集まって、プレゼンテーションを聞いていました。同じ日本人同士なのに英語で会話するのは不思議な感覚です。

70を超える企業と商談

CES2022では約70の企業と名刺交換をして、商談を行ってきました。

「日本で商品を販売したい!」そう思ってくれている海外メーカーさんは沢山いて、好意的な方ばかりでした。

自分たちの国ではどのように販売してきて、どの世代に人気なのかを教えてくれたり、商品のデモンストレーションをしてくれたり、実際に商品を使わせてくれたり。ゲーム関係の商品は、実際にテレビ画面につなげてゲームをしたり、メーカーさんと一緒に遊んだり(笑)

メーカーさんと会話をしながら、リアルに商品を体験できる。それが現地の展示会に足を運ぶ醍醐味です。

セカワク公式YouTubeチャンネル
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この記事を書いた人

1996年生まれの25歳 東京都荒川区出身
海外旅行が好きで、外国と携わる仕事がしたいという気持ちから23歳の時にホテルマンから貿易家に転身。
現在は貿易家、海外企業との商談、オウンドメディアの仕事に携わりながら、世界を股にかける。
趣味は海外旅行、映画鑑賞、カメラ撮影。
カメラを片手に旅をする。
まだ見ぬ景色や未体験を通じて、シャッターを切るのが何よりも幸福な瞬間です。
将来の夢は「世界のまだ見ぬ魅力的なモノを日本へ伝える」
好きな言葉は「過去の自分が今の自分をどう思うか。未来の自分をどうするか」

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