中国輸入の豊富な経験を活かして輸入ビジネスに挑戦。SNSの実績を強みに成功を掴む。
26歳の若さで独立起業してコンサルティング会社を設立した生天目さん。その後の2016年には貿易ビジネスの手堅さに惹かれて中国輸入ビジネスもスタートし、現在は2つのショップを展開中。
「興味のあることはなんでも学んでみる」行動力を活かし、2021年1月よりひとり貿易塾に参加して輸入ビジネスの世界にも足を踏み入れました。
中国輸入ビジネスの豊富な経験を持ち、フォロワー2万人のInstagramを運用する生天目さんに、中国輸入と輸入ビジネスの違いや、独占契約を取るコツ、メーカーと良好な関係を築くための志など、たっぷりお話をうかがいました。
生天目 佳高さん(36)
輸入住宅などを展開する企業を退職後、2013年にFuture entrepreneur consulting 株式会社を設立し、2016年より中国輸入ビジネスにも参入。2021年1月には『ひとり貿易塾2期』に参加して輸入ビジネス事業もスタート。またSNS運用を得意としており、約2万人のフォロワーのいるInstagramではビジネスの情報を発信中。「Instagram起業 」や「オプトインアフィリエイト 集客の極意 」書籍も出版している。
中国輸入の延長線上で輸入ビジネスにも挑戦
ひとり貿易を始めたキッカケは?
未来の起業家のためのコンサルティング会社を9年間経営しているのですが、事業の1つとして中国輸入にも力を注いでいます。中国輸入の延長線上で『輸入ビジネス』にも興味を持ちました。
大竹さんのことはずっと前から知っていて、ひとり貿易塾に入る2年前からメルマガを読んでいました。大竹さんのスクールでは実績を出している方が多いと聞いていたし、大竹さんが楽しそうに働く姿に憧れもあり、入塾のタイミングをずっとうかがっていました。
『SNS』を強みに独占契約を獲得
ひとり貿易塾受講中に大変だったことは?
実はひとり貿易塾で輸入ビジネスを学び始めてから3ヶ月間、独占契約が取れなかったんです。
その時はさすがに「やばいな・・・」と焦りましたね。独占契約を取るまでが一番の壁でした。
すでに独占契約が取れているひとり貿易塾の仲間に相談したら「SNS営業をしている」と教えてもらったので、それ以降はメールではなくSNSから海外メーカーにアタックしました。
僕は約2万人のフォロワーのいるInstagramを運用しているのですが、Instagramのアカウントを海外メーカーさんのメールやDMに添付すると反応がすごく良いんです。自分の強みであるSNSをアピールすることで、人と差別化を図っていました。
メーカーを第一に考えてWin-Winな関係を築く
はじめてマクアケで販売した商品は?
はじめてマクアケで販売したのは、オールイン型のポータブルコーヒーミル。
KickstarterやIndiegogoで商品を探す方が多いのですが、僕は人と違うことに挑戦するのが好きなので、Amazonドイツでこの商品を見つけて、SNSでアタックしました。
以前、違うコーヒーメーカーとの商談が破断したことがあって「コーヒーメーカーでリベンジしたい」という想いもあり、この商品に決めました。
プロジェクト中に大変だったことは?
メーカーとのやりとりは会社のスタッフさんが担当しているので苦労もあったとは思うのですが、契約から販売、発送までスムーズに進みました。
輸入ビジネスでは『輸送トラブル』をよく耳にしますが、僕には中国輸入で培った経験や人脈があるので、6年間お付き合いのある配送会社を利用し、トラブルもなくスムーズな発送ができました。
海外メーカーと良好な関係を築くために心掛けていることは?
貿易事業はメーカーがいて商品があってこそ成り立つビジネス。だからメーカーを第一に考えた取引をしようと心がけているんです。
今回のマクアケのプロジェクトでは食品衛生検査が必要でした。検査費用は貿易家とメーカーで折半する方もいるのですが、僕は全て自社の負担で行いました。
最初は赤字でも良いと思っているんです。大切なのはメーカーと良い関係を築きながら長期的にビジネスをすること。
直接メーカーからの声は聞けていませんが、メーカーを第一に考える姿勢が伝わっているので、新しい商品を紹介してもらえるのだと思います。
マクアケプロジェクトの結果は?
500人以上・300万円を超えるご支援をいただきました。
今は中国輸入事業がかなり忙しく店頭販売までは手が回らないので、今後はひとり貿易塾の講師の方の成功例をモデリングしながら、自社ECショップで販売していこうと思っています。
周りの方に「コーヒーメーカーの正規代理店をやっているんだ」と話すと「すごいね!」と言っていただけることが多くて、そういった反応は気持ちが良いし楽しいですね。
メリットしかないひとり貿易
経験者だからこそ感じる、『中国輸入』と『ひとり貿易』の違いとは?
中国輸入は販売前に商品を仕入れる必要があるので、毎月数百万の在庫を仕入れています。一方でひとり貿易はクラウドファンディングを利用するので、初期資金もリスクも少ないし、クラウドファンディングが終わってから一般販売もできるのでメリットしかないですね。
ただ中国輸入よりもメールでの営業術や交渉力を磨く必要はあると思います。
ひとり貿易塾の中でも独占契約を結ぶ前のメール営業でつまずく方が多いようなので、メールでの営業術やSNS運用のノウハウを身につければ、それが強みになりますよ。
貿易は無限の可能性があるビジネス。行動することで成功を掴む
未来の貿易家に一言お願いします。
僕はこれまでもいろいろな塾に入って学んできましたが、ひとり貿易塾ほど手厚くフォローアップしてくれる塾はないです。お世辞抜きでオススメできます。
大竹さんのサポートも手厚いし、困った時にはチャットで相談すれば、ひとり貿易で実績を出している講師の方や貿易家の仲間が24時間以内にお返事をくれるんです。
先日ひとり貿易塾2期生の卒業式があったのですが、卒業式までやってくれる塾はなかなかないですよ。
ただ、ひとり貿易塾に入っただけで成功できるわけではありません。大切なのは自分でいかに行動するかです。
先日のひとり貿易塾の卒業式で仲間のスピーチを聞いて感じましたが、結果を出している人は行動が早いです。だから「行動すること」を意識して挑戦してください。
貿易は無限の可能性のあるビジネスです。興味があることはなんでも学んでみた方が良いですよ。