夫婦で公務員から貿易家に転身!1年4ヶ月で11商品Makuake実施。大切なのは行動と継続

「もう少し勉強してから挑戦しよう」とか「失敗するかも・・・」とか

完璧を求めすぎたり、考えすぎたりすることで、なかなか一歩を踏み出せない方もいますよね。

しかし、実際は、いくら頭で考えても、やってみなければわからないことが多いもの。

今回ご紹介するのは、凄まじい行動力で前に進み続けている脇谷さんご夫婦です。

2022年1月にひとり貿易塾に入塾してから、これまで取り扱った商品は11商品。現在は3商品を連日Makuakeでリリース。(※2023年5月時点)

「悩む時間よりも、行動する時間の方が多い」と話してくれた脇谷さんご夫婦に、夫婦で一緒にビジネスをすることのメリットや、行動力の秘訣、塾を最大限に活用するための方法などを伺いました。

プロフィール

脇谷 健太郎さん・脇谷 由香さん

ひとり貿易塾4期生+5期生。健太郎さんは元消防士。由香さんは現役の保育士。2歳・5歳のお子さんを育てながら、夫婦で輸入ビジネスに挑戦。これまでクラウドファンディングでは11つのプロジェクトを実行。そのうちの1つ害虫除け「Pest Shield」はMakuakeで1,000万円を超える支援金を達成。

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目次

公務員から貿易家へ

――貿易ビジネスをはじめたきっかけは?

健太郎さん:「いつかは自分でビジネスに挑戦してみたい」という想いがずっと心の中にあって。何ができるのかを模索する中で、海外と繋がりが持てる輸入ビジネスに惹かれ、ひとり貿易塾のセミナーに参加しました。

ただ、当時はまだ消防士だったので、保育士の仕事を育休中だった妻に入塾してもらい、妻が主軸となって輸入ビジネスをスタートしました。

―― ひとり貿易塾入塾の決め手は?

健太郎さん:塾の内容が魅力的だったのはもちろんですが、「仲間を作りたかった」のが入塾の決め手です。足並みが揃った仲間と出会い、一緒に成長していける。これは素晴らしいことですよね。

――ご主人からひとり貿易塾の入塾を勧められて時、どんな気持ちでしたか?

由香さん:正直なところ、最初は「騙されていないかな?大丈夫かな?」と半信半疑でした。しかし、入塾してみると、サポートが本当に手厚くて。今では、素晴らしい塾に出会えたことに感謝しています。

1年4ヶ月で11商品!商品リサーチは展示会が主!

――1年4月の間に11商品をクラウドファンディングで販売!驚異的なスピードでクラウドファンディングを実施していますよね。商品リサーチはどのようにされているのでしょうか?

由香さん:最初はKickstarterやIndiegogoなどの海外のクラウドファンディングサイトで商品を探していました。しかし、最近はオンラインの展示会や日本で開催されている海外主催の展示会に参加して見つけることが多いです。

あとは、繋がったメーカーさんが、新しい商品を紹介してくれることもあります。

――ネット上で見つけるよりも、展示会だと契約に繋がりやすいのでしょうか?

由香さん:ネットで気になる商品を見つけて営業メールを送ったとしても、海外メーカーから返事が全然返って来ないんですよ。そうなると、モチベーションが下がってしまいますよね。一方で、展示会は、メーカーと最初から話しができます。

たとえ目の前にある商品にあまり魅力を感じなくても、話しをする中で、別の商品を紹介いただけることもあるんです。スムーズに独占契約を締結するためには、ファーストステップでメーカーと話すことが重要だと感じています。

――海外展示会にも参加しているのですか?

由香さん:海外の展示会も行ってみたいです!ただ、まだ子どもが小さく、長期間家を空けることが難しくて。海外展示会は夫に任せて、私はお土産を楽しみに子どもたちと待っています。笑

健太郎さん:今は僕が海外担当になっていますね。月に1回は海外に行きたいと思っていて、先日は韓国に行ってきました。

今は事業のメインがクラウドファンディングですが、今後は海外の商品を輸入して一般販売するビジネスも視野に入れています。なので、展示会がなくても海外に行って、日本で販売できそうな商品をチェックしたり、海外メーカーと繋がるきっかけやヒントを探しています。

―― 商品を選ぶ時の軸はあるのでしょうか?

健太郎さん:今は商品のジャンルは絞っていません。ただ、クラウドファンディングで販売することを想定して、クラウドファンディングのメインユーザーである中高年の男性向けで新規性のある商品や、広告を回すSNSで支持を得やすいものを探すようにしています。

自分たちでも世界を相手にできる!これが本当に楽しい

↓脇谷さん夫婦が現在Makuake実行中のプロジェクト↓

―― 先日、3日間連続でMakuakeをローンチされましたよね。正直、大変じゃないですか?!

由香さん:前向きな気持ちで取り組んでいるので、大変というよりも「やりたい」「やれて良かった」という気持ちが強いです。

健太郎さん:忙しさが充実感に変わっている感じです。英語も得意ではない、貿易の経験も浅い、そんな自分たちでも世界を相手にできる!これが本当に楽しいです!

―― 貿易業の全てを夫婦2人でされているのでしょうか?

健太郎さん:月に1〜2商品、クラウドファンディングを実施したいと思っているので、全てを自分たちでやるのは難しいです。今は商品ページの作成は知人のデザイナーさんに、海外メーカーとの交渉はひとり貿易塾の林さんにお願いしています。今後は、外注というよりは、チームとして一緒に進んでいける仲間を増やしていきたいですね。

―― プロジェクトを実行するたびに、自身の成長は感じていますか?

健太郎さん:クラウドファンディングの経験が増えるたびに、経験やノウハウが増えているとは思います。しかし、一番最初のプロジェクトには、初心の気持ちが詰まっていて、はじめてだからこその良さがあるんですよね。

由香さん:そうなんですよ。はじめてのプロジェクトは、塾で学んだことを素直に実行している部分が多いので、変に脱線していないと言いますか。経験値が増えるごとに成長していくことも大切ですが、たまには初心に帰って、塾の教えをしっかり守っていくことも重要だと感じています。

2人だから「よし、やろう!」と決断ができて、スピーディーに進んでいける

―― 夫婦で貿易家、役割分担はされているのでしょうか?

健太郎さん:特に役割は決めていません。ただ、僕は妻のサポート役として動くことが多いです。

例えば、メーカーとの交渉で「ここが確認できてないよ」と声をかけたり、外注さんを見つけてきたり、自分たちに必要なノウハウを探してきたり、裏方のサポートをやりつつ、最終決定をすることが多いですね。

由香さん:商品リサーチは私がすることが多いのですが、良いと思う商品を見つけても「本当に売れるのかな?」とか「資金は足りるかな?」とか、不安に感じることがあって。迷いや不安があると、行動するスピードが遅くなりますよね。そんな時、夫に「この商品どう思う?」と相談すると、「MOQの数を下げてもらえるように交渉してみよう」とか的確なアドバイスをくれるんです。夫がいるからこそ「よし、やろう!」と決断ができて、スピード感を持って進んでいけます。

―― 2歳と5歳のお子さんがいらっしゃるとのこと。子育てと貿易業、大変なこともあるかと思います。何か工夫はされていますか?

由香さん:貿易の仕事をはじめた時に「休日は子どもとの時間を大切にしよう」と決めていました。平日は、子どもたちが保育園に行っている間に集中して仕事をして、それ以降は子どもたちとの時間を大切に過ごしています。土日にどうしてもパソコンに向かいたい時は、夫と交代で、どちらかが子どもたちと公園に行って、どちらかが仕事をして、みたいな時もありますよ。

―― 仕事も家庭も夫婦で協力し合う!理想的です!おうちで働くお父さんとお母さんを見て、お子さんたちに変化はありましたか?

由香さん:空き箱でパソコンを作って、一緒に仕事をしたがったり、夫が韓国に行ったからか、先日幼稚園で韓国の旗の絵を描いてきたり。 海外メーカーから商品サンプルが届いた時も「これ新しいやつだ!」と子どもたちも興味津々でした。

入塾を決意したら、とにかくやる!どんどんやる!

―― ひとり貿易塾に入って、どんな仲間と出会えましたか?

健太郎さん:物販未経験者から、ある程度経験している方まで、さまざまな方が参加されています。ただ、どなたも自分でビジネスをはじめようとしている方なので、志の高い方ばかりです。

由香さん:わからないことを曖昧なままにせずに、しっかり突き詰める力がある方が多いですね。 私がなんとなくこなしていた部分を、塾のチャットで質問されている方も多くて。チャットを見ているだけで、自分の足りない部分に気がつけて、学びになることがたくさんあります。

―― チャットで質問した時の講師陣の対応はいかがでしたか?

由香さん:チャットの返信が本当に早いです!わからないことや不安なことに、すぐに返事がもらえるので、助かります。

リアル勉強会などで、直接お会いした時も、笑顔で接してくれるので、話やすいし、相談しやすいし、本当に感謝!

健太郎さん:僕はひとり貿易塾に入る前に、6個ほど他の塾にも所属したことがあるのですが、ここまで手厚くサポートしてくれる塾はなかったです。塾で教えていただくことは、輸入ビジネスに限ったことではなく、ビジネスの根幹となるものです。ひとり貿易塾での学びは本当に楽しいし、誇らしい!できることならば、一生ひとり貿易塾に参加していたいくらいです。

―― これから入塾される方に向けて、塾のサポートを100%活用するためのコツがあれば教えてください。

由香さん:少しでもわからないことがあれば、恥ずかしいがらずに質問した方が良いです。

クラウドファンディングを1回経験することで全体の流れが掴めるので、とにかくやる!どんどんやる!私はひとり貿易をはじめてから、悩んでいる時間よりも、行動した時間の方が多いです。

健太郎さん:僕たちは、石橋を叩いて渡るというよりは、渡った後に石橋を叩くくらいのスタンスでいます。何事も実際にやってみないとわからないことが多いし、行動することで得た知識と経験が、次のプロジェクトに活かせます。

あとは、たとえ結果が出なかったとしても辞めないことですね。「1,000万円超え」とか大きな成果が出せなくても、コツコツと継続することが1番重要です。

大切なのは、楽しんで続けていくこと

――最後に、今後の目標を教えてください。

健太郎さん:現在は事業の中心がクラウドファンディングです。しかし、今後は一般販売にも力を入れていきたいと思っています。実は今、子どもを抱っこする時にサポートできて、かつバックにもなる商品を開発しているんです。この商品は力を入れて一般販売に進めていきたいですね。

由香さん:誰かの悩みを解決できるような商品を海外から見つけて、定期的にクラウドファンディングを行っていきたいですし、商品によっては一般販売も行いたいです。

また、私は現役の保育士でもあり、夫は元消防士。お互いに専門的な知識と経験があるので、それを活かして、何か商品を開発したいとも思っています。

いろいろ目標はありますが、一番大切にしたいのは楽しむことです。絶対それをやり遂げるぞ!というよりは、たとえそこから少し脱線しても、楽しむ気持ちを忘れずに、夫婦で協力して貿易ビジネスを続けていきたいです。

脇谷さん夫婦のこれまでのプロジェクトはこちら↓

セカワク公式YouTubeチャンネル
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この記事を書いた人

1987年東京生まれ。大学卒業後、損害保険会社の営業事務を6年間経験。その後、夫の海外赴任に帯同するため退職し、1年間インド・ムンバイにて海外生活を満喫。帰国後は、「おうちで働く」を一つの軸に、ベビーマッサージの先生、Webデザインの勉強、物販のお手伝い、ブログ運営、様々なことに挑戦しながら、最終的に「ライター」の仕事に巡り逢う。現在の野望は「書く仕事を通して、人や物の想いを伝え続けること」。プライベートでは2児の母。

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