ひとり貿易に挑戦したことで、理想の働き方を叶えた貿易家
IT技術やAIが発達し、これまで人間が行なっていた仕事をコンピュータが行う未来も遠くないでしょう。そんな時代だからこそ、スキルを身につけて、働き方を見直したいと考える方も多いのではないでしょうか。 今回ご紹介するのは「手に職を付けて、自分で働き方を選びたい」そんな想いでひとり貿易塾に参加したヤナガワさん。現在は、貿易家としてだけではなく、ひとり貿易塾を運営するスタッフとしても活躍されています。 挑戦したことで、一緒に働く人や場所を自ら選択できる理想の生き方を叶えたヤナガワさんに、初めてのMakuakeプロジェクトや貿易家になっての変化を伺いました。
ヤナガワ トモヒロ(34歳)
2021年1月、ひとり貿易塾2期に参加。受講期間中に4つのプロジェクトを実行。2022年1月末に会社員を退職し、貿易家として独立。現在はユビケンのスタッフとして、ひとり貿易塾の運営にも携わっている。プライベートでは、2021年に結婚したホヤホヤの新婚さん。
手に職を付けて、働き方を選択したい
ひとり貿易を始めたキッカケは?
大竹さんの著書「輸入ビジネス3.0」に出会ったことで、貿易家という働き方を知りました。当時は会社員でしたが、もともと手に職をつけて、自分で働き方を選択したいと思っていたので、貿易家を志すことにしました。
ひとり貿易塾は大竹さんの肩書きも明確で、クリーンなイメージだったので、家族の了承を得た上で、ひとり貿易塾に申し込みました。
不安よりもワクワク感が優っていました。
本業との両立で工夫したことは?
貿易家を目指した時点で忙しくなることは覚悟していたので、苦しさはなかったです。本業が終わってから夜に貿易の勉強をしたり、始業時間前に商品リサーチをしたり、メーカーへの返事は後回しにせず、すぐに返信することも心がけていました。
ひとり貿易塾は24時間翻訳をお願いできるチャットサービスや、初心者が一番躓くであろう海外メーカーとの商談を代行できるサービスなどがあるので、副業で時間のない人でも挑戦しやすい環境が整っています。
海外メーカーはビジネスで共に頑張る戦友
初めてのMakuakeプロジェクトについて教えてください。
初めてのMakuakeプロジェクトは、韓国メーカーの5秒で履けるブーツです。マジックテープとゴムを取り入れることで、ブーツのデメリット「脱ぎ履きしにくい」を解決できる商品です。
スタートダッシュをかけたくて、塾がスタートする前に商品リサーチを始めたんです。その時に韓国のクラファンサイトWadizで見つけて、メーカーにアプローチし、入塾したその日に「商談に入ってください」とお願いしました。
このメーカーさんはスタートアップのブランドだったので、お互いにステージが似ていたこともあり、協力を仰ぎやすい関係を築けたと思っています。
仕事以外のプライベートの話をしたり、相手にとって有益な日本のクラファン情報を提供したりすることで、信頼関係を築いていきました。今では、ビジネスで頑張っていく戦友にも近い存在です。
プロジェクトの結果は?
300万円を超える支援金が集まりました。支援者の方に商品を送った後に、「すごくいいブーツだね」「オシャレで毎日履いています」など、感謝のメッセージをいただけたことが嬉しかったです。メーカーさんからも喜んでもらえました。
一般販売には繋げていないのですが、機会があれば次の商品も扱いたいとメーカーさんと話をしています。
働き方を自ら選ぶことで、視座が高くなった
ひとり貿易に挑戦してからの変化は?
貿易家になって一番変わったことは、視座が高くなったことです。
自分で選んだ働き方なので、物事をより広い目で見渡して判断できるようになりました。これまで見えてこなかったことが見えてきたんです。
2つ目は関わる人が変わったことです。会社員の頃は、会社で決められた人と関わるのが当たり前でした。しかし、貿易家として独立してからは、関わる人を自分で選べるようになりました。
今後の目標は?
貿易家としての目標は、長期的な取引ができる海外メーカーと出会い、1つのブランドを築いていくことです。
これまでは会社員だったので、ギフトショーの参加も難しかったので。今後は新たに商品を見つけて、ギフトショーにも出展して、一般販売にも挑戦したいです。
ひとり貿易塾の運営スタッフとしては、塾生さんに学びやすい環境を提供していくことです。専門用語を使わずに、極力わかりやすい言葉で、何度聞かれても丁寧に対応するように心がけています。
未来の貿易家に一言お願いします。
クラファン物販、輸入ビジネスを教えているスクールは他にもたくさんあります。だけど、ひとり貿易塾ほどクリーンな環境で有意義に学べる場所はないです。
とは言え、受講生の中には商品を見つけられないまま卒業を迎える方もいます。ひとり貿易塾は実践塾です。受け身ではなく、自ら行動することが大切です。
入塾いただいた際には、ひとり貿易塾の運営者としてしっかりバックアップするので、行動していただければと思います。