元警察官が香港ブランドの日本総代理店に。安定を手放して見つけた、新しい人生

ライフスタイルWeek2026夏の会場で、貿易塾8期生の笹沼さんにお話を伺いました。
笹沼さんは現在、香港ブランド「ADD1D(アドワンディ)」の日本総代理店として活動しています。今回は展示会を訪れ、貿易塾の仲間たちの出展ブースを見学しながら、近況や今後の展望について語っていただきました。
実は笹沼さんは、元山形県警の警察官。安定した仕事から貿易家へ転身した理由や、家族の支え、そして世界と日本をつなぐ架け橋として描く未来について、大竹さんとの対談形式でお届けします。
Kickstarterで見つけたバックパックメーカー「ADD1D」

笹沼さんは、香港のブランド「ADD1D」の日本総代理店として活動されています。現在クラウドファンディングも実施中ですが、まずはブランドについて教えてください。

「ADD1D」は香港のバックパックメーカーです。高品質な部材を使用し、防水性能や耐久性にも優れています。海外旅行や普段使いにも便利なバッグですね。マグネット式なので荷物もすぐ取り出せますし、120度まで大きく開く構造になっているので、とても使いやすいのが特徴です。

かなり売れていますよね。

累計1,000万円も目前まできています。

メーカーさんとは、どうやって出会ったのですか?

Kickstarterで商品を見つけたのがきっかけです。「面白いバッグだな」「おしゃれだな」と思って営業メールを送りました。
ただ、すぐには返事は来ませんでした。約1か月ほど送り続けて、ようやく返信をいただき、日本総代理店として契約することができました。
警察官から「貿易家」という新しい人生へ

実は笹沼さん、以前は山形県警の警察官だったんですよね。どんなお仕事をされていたんですか?

交通事故の捜査や刑事業務など、本当にさまざまな仕事を経験しました。白バイ隊員として勤務していた時期もあります。

そして今は退職されて、貿易家として独立されました!!率直な今のお気持ちはいかがですか?

ようやく晴れ舞台に立てたな、という気持ちです。警察官時代は表立って活動することができませんでした。本業をしっかり務めながら、将来に向けた準備も進める。そんな二足のわらじを履いていた時期でした。家族の協力もあり、ようやく退職し、本格的にスタートラインへ立つことができました。

公務員という安定した仕事を辞める決断は、とても大きかったと思います。

家族ともたくさん話し合い、自分の人生をどう生きていくのかも何度も考えました。
仕事は何でもいいと思っています。大切なのは、自分が本当にやりたいことを仕事にすること。だから私は「貿易家」を選びました。今はまったく後悔していません。
仲間がいたから、最後まで挑戦できた。行動の積み重ねが結果につながる

貿易塾では同期の皆さんとも切磋琢磨されていましたよね。印象に残っている方はいますか?

NANOBAGの小寺ご夫妻ですね。香港の展示会にも一緒に行きましたし、お互い成果が出ない時期もありました。
「どうやったら契約できるのか」最後まで一緒に考えながら挑戦してきた仲間です。


笹沼さんと小寺さんはライバルでもあり、仲間でもありましたね。貿易塾は同じ商品を扱わないので、お互いのノウハウを共有しながら成長できる環境があります。
ひとり貿易塾で印象に残っていることはありますか?

「スパルタ塾」です。毎週、大竹さんへ活動報告をして、「営業メールは何通送ったの?」と細かく確認されました。
時には厳しく指導していただくこともありましたが、愛情のある指導だったと思っています。あの時間があったからこそ、最後までやり切ることができました。行動量を積み重ねた結果が、今につながっていると思います。
貿易は個人でもできる!世界と日本をつなぐ架け橋になりたい

これからの目標を教えてください。

世界中にある素晴らしい商品を日本へ届ける架け橋になることです。そして、日本の素晴らしい商品を海外へ届けることにも挑戦したいです。
総代理店事業を軸にしながらも、ジャンルにとらわれず、新しい価値を届けられる会社にしていきたいです。さらに、自分が手を動かさなくても事業が成長していく仕組みづくりにも取り組んでいます。そうすることで、より多くのお客様へ良い商品やサービスを届けられると考えています。

最後に、これから貿易家を目指す方へメッセージをお願いします。

世界中の人たちとビジネスをして、日本のお客様に喜んでいただく。そして感謝の言葉をいただける、貿易家は本当に尊い仕事です。「個人でできるのかな」と思う方もいるかもしれませんが、本当にできます。
少しでも興味がある方は、ぜひ飛び込んできてください。一緒に挑戦しましょう。






