「貿易王に俺はなる」eBay輸出から貿易家へ。販売開始10日で1,000万円達成のストーリーとは

「このままeBay輸出だけを続けるのは難しいかもしれない」
そんな不安から、ひとり貿易に挑戦した沖田さん。

最初の海外展示会で出会った窓掃除ロボットは、Makuakeで1,280万円を超える支援金を集めました。

目指すのは「貿易王」という沖田さんに、ひとり貿易塾との出会いや、プロジェクト成功の裏話、今後の目標などを伺いました。

ひとり貿易塾9期 沖田さん

eBay輸出を経験されたのち、ひとり貿易に挑戦。ひとり貿易塾入塾後、初めての商品窓掃除ロボットが支援金1,280万円を達成。一定条件をクリアしたプロジェクトだけに認められる「Makuake内おかわり」のアンコール販売も実施。 プライベートではゴルフが大好きな3児のお父さん。

目次

ネットでの商品リサーチから、海外展示会へ

—— 現在の働き方を教えてください。

今は輸入ビジネスをメインにしながら、eBay輸出も行っています。割合でいうと、輸入が8割、輸出が2割ほど。以前は輸出が中心でしたが、徐々に輸入の割合が高くなってきました。

—— 貿易業は輸出からスタートされたのですか?なぜ輸入へシフトしていったのでしょうか?

そうですね。eBay輸出はプラットフォームへの依存が強く、転売なので利益が薄くなりがちです。さらに、自分の商品ではないため、ライバルも多い。「eBay輸出だけをこのまま続けるのは難しいかもしれない」と思うようになり、クラウドファンディングを活用した輸入ビジネスに興味を持ちました。

—— ひとり貿易塾を知ったきっかけを教えてください。


実は、最初は別のコミュニティで、輸入ビジネスを学んでいました。そこでは、海外のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」や「Indiegogo」で商品を探すのが主流でした。でも、ネットで完結できる分、ライバルも多く、契約を取るのが難しい。たとえ契約が取れても、売れ行きがあまり良くない商品に当たることもあって……。

徐々に「ネットではなく、海外の展示会に行って商品を探したい」と思うようになり、情報収集をしていた時にセカワクのYouTubeに出会いました。

—— ひとり貿易塾に入塾してから、海外展示会には行きましたか?

2024年9月末にひとり貿易塾に入塾して、その翌月に香港の展示会に行きました。

香港の展示会は、とても広くて、目が疲れるほど商品が並んでいて、とても新鮮でした。商品探しを頑張った結果、何個か独占販売契約が取れ、そのうちの1つ窓掃除ロボットをMakuakeで販売しました。

入塾後、初の商品が1,280万円越えの大ヒット

—— 1,000万円越えのあの窓掃除ロボットですね!

ありがたいことに窓掃除ロボットは、Makuakeで1,280万円を超える支援をいただきました。販売開始10日で1,000万円を達成できたんです。予想以上の結果に自分でも驚きました。

—— 販売開始10日で1000万円。すごいですね!窓掃除ロボットについて簡単に説明をお願いします。

全自動の窓掃除ロボットで、ボタンひとつで操作でき、リモコンを使って完全自動で窓掃除ができます。他社製品ではあまり見かけないローラーブラシが付いているので、清掃力がかなり高い点が特徴です。

—— 独占販売権はスムーズに締結できましたか?

かなりスムーズでした。海外交渉のプロ林さんと一緒に展示会のブースに行って、直接メーカーと交渉しました。林さんのおかげで、その場で契約まで話が進み、サンプルをもらって帰国しました。

—— プロの交渉人に入ってもらうことで違いを感じましたか?

私も意思疎通が取れる程度に英語が話せますが、やっぱり交渉のプロは全然違いますね!

単純な英語のスキルだけでなく、相手がどこを気にしているのか、どこがネックになっているのかを理解した上で話しているので、交渉がとてもスムーズでした。

—— 窓拭きロボットをクラウドファンディングで販売する際、大変だったことはありますか。

ページ作成、とくに撮影ですね。窓掃除ロボットは動きを見てもらってこそ価値が伝わるので、窓に吸着して自動で動く様子をしっかり見せることを意識しました。業者に依頼した動画もありますが、自分でも自宅や事務所で撮影しました。

でも、実際に商品を使うことで、機能を深く理解できたし、改めて窓掃除ロボットの良さを実感できたと思います。

—— ページ作成や広告など、外注した部分はありますか?

撮影の一部は自分で行いましたが、それ以外は貿易塾のサポートを活用し、ページ作成、写真撮影、広告は外注しました。

—— Makuakeのプロジェクトを実行するにあたって、工夫した点はありますか?

一番の工夫は、年末の大掃除に間に合うようにリターンを設定したことです。

競合商品のリサーチをした際、「年末の大掃除に使いたい」というコメントが多く見られたので、年末配送に間に合わせれば売上が伸びると考えました。

プロジェクトがスタートしたのは12月20日。年末までに商品を届けるためには、遅くとも12月25日までに海外から商品が到着し、27日までに国内倉庫から出荷する必要があります。そこで、メーカーにも協力してもらい、プロジェクト開始前に在庫を確保して、先行年末大掃除のリターンを用意しました。そのおかげで、初動がとても良かったです。

—— 販売前に在庫を抱える選択をしたのですね。クラウドファンディングを終えた後の販売プランは決まっていますか?

今は、Makuakeでアンコールプロジェクトを実施しつつ、東京ギフトショーで知り合った卸業者さんと連携し、量販店への営業を進めています。

—— Makuakeで1,200万円を超える支援金を集め、メーカーとの関係に変化はありましたか?

最初から協力的な担当者でしたが、Makuakeの結果を報告した際にはとても喜んでくれて「GOOD JOB!」と言ってくれました。

このメーカーは掃除ロボットを他にも開発しているので、今は別の商品も紹介してもらっています。実際に使ってみて良ければ、今後もクラウドファンディングを活用して販売したいです。

大好きな「ゴルフ」に関する商品を取り扱いたい

—— 掃除ロボット以外にも取り扱いたい商品はありますか?

次はゴルフクラブのアプローチで使うウェッジを販売する予定なんです。今ちょうどページを作成してるところです。

—— 窓拭きロボットの次はゴルフ用品。ジャンルがだいぶ異なりますが、どうしてゴルフ用品を選んだのですか?

ゴルフが大好きなんです。ひとり貿易塾に入る前からゴルフ関連の商品を探していました。ゴルフ商品は今後もどんどん取り扱っていきたいです。

—— 自分の商品を使いながら、大好きなゴルフを楽しめますね。

講師は全員、現役の貿易家。実践的な事例から学べる環境

—— ひとり貿易塾、ここがいいなと感じる点はありますか?

いっぱいありますよ!まず、色々な強みを持つ講師の方々がいることです。たとえば、eバイクなどの単価の高い商品を扱う方、ガジェット系に強い方、広告のプロ、総代理店として自分のブランドを育てている方……など。違った角度から意見をもらえるので視野が広がります。

また、講師の方々が実行したプロジェクトをどんどん公開してくれるので、リアルな成功事例から学べるのも貴重です。

—— 同期とのつながりはありますか?

展示会で顔を合わせることもありますし、同期だけで集まることもあります。「今こんなことで苦労している」と情報交換もできるし、みんなの頑張りを聞くことで自分ももっと頑張ろうと思えます。同期がいるのは心強いですね。

—— 講師や仲間の言葉で、特に印象に残っていることを1つ教えてください。

窓掃除ロボットの販売ページを作っていたとき、サムネイルのデザインにすごく悩んでいました。ちょうどそのタイミングでグループコンサルのZoomがあり、思い切って自分のサムネイルを共有し、皆さんの意見を聞くことにしたんです。

すると、「このサムネイルだと、窓掃除ロボットを知らないユーザーに魅力が伝わらないよ」という意見が多く出てきて。その指摘を受けて、サムネイルだけでなく、ページの構成も大きく見直しました。

講師の方や仲間の意見があったからこそ、「これを使えば窓掃除が全自動でできるんだ!」と窓掃除ロボットを知らない人にも商品の魅力が伝わるサムネイルやLPに仕上げることができました。

貿易家はまさに『ワンピース』

—— ひとり貿易に挑戦してから、何か変化はありましたか?

eBay輸出だけをしていた頃は利益は出ていたものの、在庫を抱えることが多く、手元の現金があまり残らない状況でした。このまま輸出だけでは厳しいかもしれないと、焦りや将来への不安もありました。

でも、ひとり貿易に挑戦して、窓掃除ロボットで結果を出せたことで、「輸入ビジネスならいける」と自信が持てるようになりました。

—— 今後の目標を教えてください。

今後は総代理店になって、ガジェット系や自分の好きなゴルフ関連の商品をどんどん手がけ、事業を大きくしていきたいです。さらにその先には、OEMや自社ブランドの展開も視野に入れています。

—— 最後に、沖田さんにとって「貿易家」とは?

私にとって貿易家は……、漫画で例えるなら『ワンピース』です。

貿易家の仕事は、海外の面白い商品や優れた商品を見つけること。その感覚が、まるで世界を相手に宝探しをしているようだなと思うんです。

“海賊王” ならぬ “貿易王” を目指して、これからも挑戦し続けたいと思います。

セカワク公式YouTubeチャンネル
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この記事を書いた人

1987年東京生まれ。大学卒業後、損害保険会社の営業事務を6年間経験。その後、夫の海外赴任に帯同するため退職し、1年間インド・ムンバイにて海外生活を満喫。帰国後は、「おうちで働く」を一つの軸に、ベビーマッサージの先生、Webデザインの勉強、物販のお手伝い、ブログ運営、様々なことに挑戦しながら、最終的に「ライター」の仕事に巡り逢う。現在の野望は「書く仕事を通して、人や物の想いを伝え続けること」。プライベートでは2児の母。

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