クラファン物販の交渉術

今回は海外のメーカーと交渉する際に、成約率が上がる方法をお伝えしましょう。

たったこれを意識するだけで変わるという、クラファン物販の交渉術で重要な5つのポイントをご紹介します。

是非参考にして、クラファン物販の成功率を上げていきましょう!

目次

交渉中に聞くべき5つの事項

まずは、交渉中に聞くべき事項が以下の5つです。

・MOQ
・卸売価格
・支払い方法
・メーカー保証
・日本の代理店の有無

では、各事項について、更に具体的に解説していきます。

・MOQ

MOQ(Minimum Order Quantity)とは、最低受注数のことです。
商品を仕入れる際ロットといって、まとまった個数で仕入れるのが一般的です。

その時最低何個から商品を仕入れることができるのかを、相手のメーカーに確認する必要があります。

・卸売価格

卸売価格は必ず聞いておく必要があります。

この卸売価格を元に商品の販売価格を決めます。
必ずメーカーとの交渉の際に聞くことを忘れないようにして下さい。

・支払い方法

主な支払い方法となるのは、T/T支払いとPayPal支払いの2種類です

T/T支払いとは銀行送金のことです。
また、PayPalを使った支払いもあります。

メーカーと交渉する際は、どのように代金を支払うのか聞く必要があります。

・メーカー保証

自分が仕入れる商品に対して、メーカー側がどのような保証をしてくれるのか、しっかりと事前に把握しておく必要があります。

そのため交渉の際は、商品にどのような保証があるのかを確認しておきましょう。

・日本の代理店の有無

日本国内に既に代理店が存在している場合は、日本で売上をシェアすることが困難になります。

そのため、日本の代理店の有無はきちんとメーカーに聞いておくようにしましょう。

交渉の際のちょっとしたポイント

例えば、以下のような情報を交渉の中で出すと、よりスムーズに交渉が進むことがあります。

・名前の由来
・自分の今までの経験
・趣味や特技
・マイブーム
・自信のあるもの
など

相手のメーカーも人間ですので、上記のような親近感が沸きやすい話題を合わせて交渉を進めていくと、より良い交渉ができます。

交渉の際に出てくる2つの壁

交渉を進めていく際、2つの壁が出てくることが考えられます。
1つ目は、交渉の条件が厳しい場合。
もう1つは相手からの返事がない場合です。

その際の対処方法をも、詳しくお伝えします。

条件が厳しい場合

例えば、価格が高い、MOQが大きい、などの場合です。

このような時は、それを受け入れる代わりに別で値下げを行うなど、トータルで割に合う交渉をできるように工夫をしてみましょう。

相手からの返信がない場合

このような場合は、返信が来るまでアプローチをかけるように心がけましょう。

相手メーカーも、常にたくさんのアプローチを受けています。
そのため、こちらのメールが埋もれてしまっており、相手が気付いていない可能性もあります。

実際に1ヶ月後に返信が返ってきたという事例もあります。
返信がない時は、返信が来るまで、根気強くアプローチを続けてみましょう。


以上のことを抑えた上で交渉を進めていくと、より成約率の高い交渉をすることができます。

うまく交渉を進めたい時は、是非とも参考にしてみてください。

セカワク公式YouTubeチャンネル
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この記事を書いた人

1988年大阪生まれ。カナダ留学と中国留学を経て、海外にて営業業務に従事。
帰国後に外資系ブランドの直営店にて販売業務を5年間経験。
2018年に卸流通企業へ転職し、海外事業部に配属。東南アジアでのバイヤー業務、オランダで1年間の駐在業務などを経験。
ひとり貿易塾を卒業後にユビケンにジョイン。貿易実務やスクール運営、広報、クラファンコンサル等を務める。

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