「できるからやる」よりも「やりたいからやる」ひとり貿易を始めたことで人生がより楽しく変化

ひとり貿易家 大川さん

新しい仕事を選ぶ時、これまでの自分の経験や知識を活かして、今の自分にできることの中から仕事を選ぶ方も多いのではないでしょうか。

今回お話しを伺ったのは、物販経験ゼロからひとり貿易をスタートし、受講期間中に5つのメーカーと独占販売権を締結し、貿易家として歩んでいくことを決断した大川さんです。

「誰でも最初は未経験。いくつになっても、やればできる!」、そう笑顔で話してくれた大川さんの貿易家ストーリーをご紹介します。

プロフィール

大川 絢加 さん(37歳)

外資系の金融機関に勤めながら、未経験から輸入ビジネスに挑戦。ひとり貿易塾の期間中に、5つのメーカーと独占販売権を締結し、プロジェクトを実行。貿易会社「合同会社LiMOL」を立ち上げ、今後は貿易をメインに事業を行っていく。

目次

貿易・物販の経験ゼロからのスタート

ひとり貿易に挑戦したキッカケは?

貿易をやろうと思ったわけではなく、たまたま知人の紹介で大竹さんの著書「輸入ビジネス3.0」を手にしたんです。読んでみたら「クラファンってこんな使い方もできるんだ」と興味が湧いてきて、セミナーに申し込みました。

行動しながら覚えていくタイプなので、何個もプロジェクトを実行したいと思い、交渉も入り放題のプレミアプランに申し込みました。

貿易も物販もやったことがなかったので、0からのスタートでした。

2021年12月に4つのプロジェクトを併走させていますが、大変でしたか?

実はプライベートで色々あって、塾がスタートした最初の1ヶ月間動き出せなかったんです。

私が動けなかった1ヶ月の間に、早い方は海外メーカーと契約を結んでいたり、サンプルを取り寄せていたり。一方で私は商品リサーチも一向に進まない状況で。

そんな時に大竹さんが声をかけてくれて、個別にお話しさせていただきました。そこから火が付いて、動けなかった1ヶ月間を取り戻そうと行動しました。

その結果、複数のメーカーと独占販売権が結べて。特典やサポートを受けられる塾の期間中に、1つでも多くの経験をしたかったので、できる限りプロジェクトをローンチしていこうと思いました。

4つのプロジェクトが同時に走った時は、本当に忙しかったですね。だけど、忙しいからこそ悩む時間もなく、頑張る原動力になりました。結局、動き出すことがやる気を出す方法なのかなと。何かに打ち込むことで、当時抱えていた悩みを打ち消すことができました。

結果を出すことがメーカーへの1番の恩返し

記憶に残るMakuakeプロジェクトを教えてください。

ハンドル部分のデザインや刃の波打っている模様が美しい、ドイツメーカーのダマスカスナイフです。刃の部分に67層のステンレスダマスカス鋼が使用されています。

正直、私自身は料理をそこまでするタイプではないのですが。ダマスカスナイフのカッコ良さ、おしゃれさ、日本であまり見かけない点に惹かれました。

また、包丁は食品に触れる部分が金属単一なので、食品衛生検査が不要なんです。それも包丁を選んだ理由の1つです。

独占販売権はスムーズに結べましたか?

独占販売権を結ぶこと自体は難しくなかったです。「こっちが広告費を出して主導でやるから、MOQゼロで、頼んだ数量を出荷して欲しい」と話をしたら、「とりあえずやってみても良いよ」と言ってくれたんです。

だけど、その後の問題はたくさんありました。クラファンの経験がないメーカーさんだったので、クラファンの仕組みや販売の流れを1から説明しないと、なかなか理解してもらえなくて。

「OK!やるよ!」ってノリは良いけど、メールの返信がものすごく遅かったり、必要な通関書類をなかなかいただけなかったり。どんなにメールを送っても返事が来なくて困り果てていたら、商談のサポートに入ってくれた方が、ドイツのメーカーさんに電話をしてくれて。それをキッカケに今まで滞っていたものがスムーズに流れ始めました。

まだぼんやりとしか理解できていない貿易の知識を、海外メーカーに英語で伝える。これは私にとってネックだったし、海外メーカーにとっても伝わりにくかったんだと思います。

わからないことや困った時には、全体チャットで宛先を全員にして何度も質問しました。応援団、講師陣、誰かしらがすぐにアドバイスをくれて、助けてもらいました。

プロジェクトの結果は?

目標の1つだった売り上げ500万円を達成できました。

日本国内でも手頃な包丁がある中で、輸入品の包丁はどうしても割高になってしまう。この価格で本当に売れるのかな・・・。もっと安い方が良かったかな・・・。そんなドキドキもあったのですが、目標を達成できて、すごく嬉しかったです。

結果を出して一番変わったのは、メーカーさんの反応です。たぶん今までは「僕たちが損をしないならやらせてみようぜ」的な感じだったと思うんです。だけど結果を伝えたら「すごいね!どんどん売っていいよ」と返事がきて。その時に「僕がすぐに確認できるメールアドレスはこっちだから、今度からはこっちにメールしてね」って新しいメールアドレスを教えてくれました。

最初からそのメールアドレスを教えて欲しかったけど・・・。だけど、そこが信頼関係なんだと思います。検索しても出てこない謎の会社、見ず知らずの日本の女性からアプローチされて、売れるかどうかもわからない。怪しく思いますよね。

売ることがメーカーさんに対しての1番の恩返しになるんだと、実感しました。

今後の販売戦略は?

東京ギフトショーにも出展しました。いろいろなバイヤーさんから「商品はすごく良いけど、価格が高いね」そんなお声をいただきました。価格を下げずにしっかり利益を出していくためには、ブランドとして育てていく必要があると思っています。

カッコ良い包丁といったらコレ!っていうブランドになることができたら、高くても購入してくださる方はたくさんいるのかなと。

ブランドを築くための具体的な施作は検討中ですが、Instagramでこまめに発信したり、プロの料理家に使っていただいてアンケートをとったり、試行錯誤しながらブランディングに力を入れていきたいです。

Makuake期間中にオファーをいただいた楽天のパワーセラーさんで販売してもらおうとも思っています。

まだいっぱい在庫を持てるほどの財力はないので、無理しない範囲で販売経路を開拓していきたいです。

2回目の「包丁」スウェーデンのシェフのこだわりを日本に届ける

違うメーカーの包丁も扱っていますが、どのような商品ですか?

2回目の包丁はスウェーデンのシェフが、自分の理想を突き詰めて、7年かけて創り上げたこだわりの包丁です。Etsyというハンドメイド商品を販売するサイトで見つけました。

まるで自分の子どものように製品に愛情を持っているメーカーさんなので、クラファンの仕組みから販売方法までしっかり説明して、丁寧なやりとりを心がけました。

再び包丁を選んだ理由は?

ダマスカスナイフというキーワードで商品リサーチを行ったのですが、メールを送っても交渉が成功するかはわからないので、複数のメーカーにアプローチしていたんです。そうしたらダマスカスナイフのメーカーが2社残って。

大竹さんに相談したら、「プロジェクトの開始時期が丸々被らなければ、見せ方も違うし、良いと思うよ」とアドバイスをいただいたので、思い切って挑戦しました。

スウェーデンの包丁は、メーカーの意向で販売時期がだいぶ遅れたので、結果的に全く時期も被らずに実行できました。

プロジェクトの結果は?

350万円を超えるご支援をいただきました。

この包丁は3種類の大きさがあるので、良かれと思って、単品でもセットでも購入できるようにしたんです。だけど、スマホでスクロールすると商品の種類だけですごく長くなってしまって。自分が何を買うべきかわからなくなって、離脱する方もいたのかなと・・・。

ブランド作りに合わせて、おしゃれなページを作りたいと思っていました。だけど買う側の視点に立ったら、おしゃれさよりも分かりやすさが大事なのかなと、そんなことを学びました。

プロジェクト終了後のメーカーの反応は?

海外メーカーには、プロジェクトが開始する時に、Makuakeのリンクを渡しました。それからずっと売り上げ状況をチェックして、見守ってくれていて。最終結果を見て「これだけたくさんの日本の人に受け入れてもらえて嬉しい」と言っていただけました。

支援者の方への配送はこれからです。Makuakeの配送期間は余裕を持って設定しますが、海外送金が止まってしまったり、食品検査は必要なくても、食品届が必要だったり、意外に余裕がないんです。これまでのプロジェクト経験を活かして、海外メーカーには、最終結果が出る前から週ごとの売り上げを伝えて、準備を進めてもらいました。

この包丁は本当に素晴らしい商品なので、一般販売に進みたいと思っています。こだわりの強いメーカーさんなので、どこで売るのかはメーカーさんと相談しながら決めていきます。

「できるからやる」よりも「やりたいからやる」ことで人生はより楽しくなる

今後の目標は

これまでは数を経験するために、比較的興味が持てて、Makuakeで売れそう、かつ検査などが必要ない取り扱いしやすい商品を選んできました。

今後は、今まで以上に愛や熱意を持てる商品を見つけたいです。具体的には決めていないけれど、女性向けのおしゃれでスタイリッシュな何かを扱ってみたいですね。ODMやOEMでオリジナルの商品も作りたいし、日本の商品を海外に届ける輸出業にも興味があります。

あとは、ひとり貿易塾では、商品ページの作り方とか広告の知識とか、本当にたくさんのことを学びました。その知識を活かして、誰かのチャレンジを後押しできるような仕事もできたら良いなと思っています。

ひとり貿易に挑戦して変化したことは?

コロナ禍で今さら何か挑戦するのもな・・・っていう沈んだ空気感がありましたよね。私自身も今まで順調だったことがうまくいかなくなって、でも「人生そんなものだし・・・」そう思っていたんです。

だけど、ひとり貿易塾に参加して貿易の一連の流れを経験したことで、「何歳でも、経験があろうがなかろうが、誰でも最初の一歩があるわけで、やればできるんだ!」そういう気持ちを思い出しました。

「もっとこうしていこう」とか「次はこんな商品をやりたい」とか「自社商品をOEMで作ってみたい」とか、どんどん前向きな気持ちが引き出されました。

「できるからやる」よりも「やりたいからやる」、その方が人生は楽しく生きられると実感しました。人生が変わる9ヶ月間でした

未来の貿易家に一言お願いします。

実際にやってみないとわからないことはたくさんあります。だから、迷っているなら挑戦した方が良いです。

「貿易家を一生続けていく!」そういう覚悟がなくても、まずはやってみれば良いと思うんです。行動してみることで何かしらの気づきがあるし、挑戦したこと自体が人生の財産になります。

思いきって新しいことにチャレンジしてみてください。

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